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2010年8月

『海の家』最後の夏の日

007こんな海の近くに住んでいながら、今年も全く海へ行っていない。
海の家が立ち並ぶ前には朝ジョグで海岸も走ったことがあったが、夏には山ばかり通って海にはご無沙汰だった。
材木座海岸の‘海の家’に知り合いがいて、夏になるとセッセと通っている先輩?に、「今年も行っていますか?」と声を掛けたら、「行っているけど31日でもう店じまいだよ。」ってことだった。そうかぁ、8月ももう終わりで、それと同時に海の家も閉めてしまうんだ。
じゃあってことで、母の退院が無事済んだ午後に、材木座海岸の海の家に連れて行ってもらうことになった。

へぇー最近の海の家ってお洒落なのよね。004

泳ぎに来ている人は、もういないに等しい。
海の家で薄~いカクテルを飲んで、お昼寝sleepy
秋の風という感じで、少し寒いくらいだった。008

夕方になるとミュージシャンの方が来て、演奏、そしてこの後女性ボーカルの歌もあったnotes
なんか夏が終わるに相応しいムード、切なさを感じたなぁ。
山だと夏が終わる切なさ以上に、来る秋への期待で胸が弾むので、なんだか全然違う感覚。

012

サンセット

明日から一斉に海の家の取り壊しが始まるらしい。

「また来年ねpaper」と常連さんらしき人達が挨拶をかわす。

1年後までサヨナラなんだ。
やっぱり寂しい気分になる。…私は部外者だけど。

海の家がなくなって、海がまた静けさを取り戻したら、また私のRUNが始まる…かな?来年に向けて。
2010年8月31日。夏の終わりをじっくり実感できた一日だった。

PEG交換

2010.08.30(月)~31(火)1泊2日の入院をした。 胃瘻を造設してから初めてのPEG交換だ。
造設時に入れたPEGはチューブのバンパー型である。入れてから半年ほどそのままで良い。しかし今回から主治医が選択したのはチューブのバルーン型である。こちらは2ヶ月に1回の交換が必要と言われている。どちらがいいか…?
バルーン型だと2ヶ月に1回は1泊2日の入院が必要で、その都度私も2連休を申請して付き添わなければならないが、職場的に結構それはシンドイ。それに母もその都度入退院で車に乗っての移動は負担になる。
ではバンパー型はというと、半年に1回の交換で済むが、交換時に痛みが伴うとのこと。手技的にも少々難しいらしく、先生の言いっぷりだとあまりやりたくなさそう。
ということで考えると、やはりバルーン型の方がいいかなぁということで、これから2ヶ月に1回は入退院をすることになる。002

これが新しいチューブのバルーン型PEGだ。
今まではゴムのような肌色のチューブだったが、今回からは透明でキレイなのがなんとなーく嬉しい。
チューブの長さが短くなった。これで体位交換や、衣類着脱時に引っ張られるリスクも減ると喜んだが、実は、短さとチューブの硬さ故、根元から折れると胃瘻の穴が引っ張られ、肉芽の過形成を伴い漏れ易くなったり、出血しやすくなるようだ。
それにその場所が丁度母の腕が置かれる場所でもある。さてはて…結局チューブの根元にハンカチタオルをぐるぐると巻きつけてゴムで固定し、根元を折れないように工夫してみた。もっといい方法があればと思うが、しばらく考えてみよう。
そんなわけで、まずは無事にPEG交換を終えて、予定通り施設へ戻ることができた。
病棟から帰る時、師長さんが挨拶に来てくれたら、母はなんとよそいきの笑顔を見せたのだったeye 嬉しかったと同時にビックリ!した。絶対‘よそいき’だったもの。その後はよく眠ってしまったが、秘められた能力といいましょうか、何かがつながる瞬間といいましょうか、ちゃーんと中にはあるんですよね。どうしたらそれを呼び起こせるかはわからないけれど。。 

次は2ヶ月後でいいけれど、私の‘知床岬行き’があるので、それに合わせて10月上旬に入院予約を入れてきた。
順調に胃瘻部が落ち着きますように。

富士登山 【御殿場口ルート】

2010年8月27日(金) 深夜2時15分に須走口駐車場に到着rvcar ところが満車で、交通誘導のおじさんから「7台目だから下で待っていれば空いたら呼びますよ。」と言われた。いくら7台目とはいえ、こんな時間に帰る人はいないだろう。せめてご来光を見て下山してくる人を待たなければならない。それならばflair一番近い隣りの登山口である、御殿場ルートは標高が低いことから人気薄だとHPで見てきていたのでそちらへ急遽移動。富士山に限っては、どこのルートからでも日帰りができればいいと思っていた。植物も景色もさほど変化はないし、せっかく天気がいいのにどこへも行かないよりは富士山でもいいか、という程度だった。

案の定、御殿場口の駐車場は第一から第三まであったと思うが、余裕で第一駐車場へ停められた。到着は午前3時になってしまい結局寝不足だ001despair

【コースタイム】
御殿場登山口 06:00→大石茶屋06:07→新六合目07:52→七合目 日の出館08:39→七合目四勺 わらじ館08:49→八合目 見晴館09:25→銀明館(山頂)10:06/10:08→浅間大社奥宮10:09→剣ヶ峯10:18/10:20→山口屋など営業小屋集落10:39/10:42→銀明館10:53/11:00→八合目11:14→七合目11:31→大砂走り→大石茶屋12:06/12:17→御殿場口12:20

駐車場から眺めるご来光。雲が厚い。002

朝日に照らされる富士fuji004

第一駐車場出入り口至近にトイレtoilet有り。
洋式で、常に便器内には水が流れており、清潔な感じだった。しかし手を洗うところはない。

005

登山口横に案内図。

ジュースの自販機と公衆電話の設置あり。

006
御殿場口 登山口 標高1440m 午前6時ジャストに出発だ。008

富士山の左手には宝永山。
一番下左端に大石茶屋が見えている。010

火山灰の地に咲く花は限られているようだが、歩く者にとっては変化と潤いが感じられる貴重な存在だ。011

アザミも沢山咲いていた。
この2種類だけだったと思う。

012

この標識がしっかりと道案内をしてくれる…はずだった。014

いつの間にやら雲で富士山が隠されてきてしまった。

015
ここの標識には、旧二合目八勺と書いてあったが、私は五合目から登っているわけだし意味がよくわからない。

実はここまでの登り坂を、道を間違えて‘大砂走’に続く下山コースを登ってしまった。
えらく急な直登で、深い砂に埋もれて一歩進むのに半分は下がってしまうような状態だった。疲れたdash
それを見ていた単独のおじさんが、「こっちを登ってきたの?!無謀な登山をしてはいけない。御殿場口は小屋もほとんど営業していないし、標高は低いしわかっているのか?日帰りのつもりなら私が日帰りできるペースで歩くから付いてきなさい。」と言われてしまったweep コースタイムは見てきているが、詳しいことは頭には入っていない。山小屋を当てにするつもりは最初からなかったが、道を間違えて苦労しているのを見られていた手前何も言えなかった。ただ、おじさんのペースでは下山が夕方近くになってしまいそうだったので、そこは勘弁してもらい「体力があるので行けるところまで行き、ダメなら無理せずに引き返します。」と言って振り切ってしまった。でも、こういうおじさんの存在は大切だと思う。ありがたいことだ。
017

一時的に雲の中へ入ってしまった時にはどんより暗かったが、抜けるとまた視界が開けた。
近くに見えて遠い山頂。なだらかに見えて結構な急坂。

019

眼下には先ほど通過した雲海帯

020

新六合目 2590m
小屋は営業していない。
そりゃそうだ。須走口の人出に比べたら雲泥の差。ポツリポツリしか人はいないもの。

021
下界は見えないけれど、雲海は姿形を変えていくので面白い。

022

宝永山 2693mが奥に見える。
富士宮口との間にある。
今日は寄る気にはなれないなぁ。

025

七合目 3030m 日の出館。
ここも営業してないみたい?

028

砂走館 ここが御殿場口ルートで唯一しっかり営業しているのがわかった小屋。

別にこのタンクを担いでいるから写真を撮ったわけではない。けれどすれ違いざまにいきなり「お金!!」と睨まれ、強い口調で言われてゲンナリした。どちらのお国の方なのか。
外国で被写体として人にカメラを向けるとしたら気遣いもするし、お金も払おうと思うが、富士山で外人さんが働いているとは思いもしなかったし、それがどうこうではなく、被写体としての価値はない。あの言い方にムッ!としてしまった。ここは大らかな日本だぞangry

029_2八合目 3400m 見晴館も休業中。

032_2

九合目はまだかなぁと登っていたら、稜線の銀明館に着いてしまった。
そう、御殿場口ルートに九合目の目印はなかったのだ。

思えば、道を間違えた砂走りの登りが殊更辛かったので、お陰でその後の道はさほど苦労はしなかった。そして七合目以降は足元が固めになるので登り易くなる。

034

銀明水前で記念撮影camera
周囲には3~4名の方が休憩されていた。
静かなものだ。

最高地点である、『剣ヶ峯』を目指し、そのままぐるっとお鉢巡りをすることにした。

035

浅間大社奥宮 
銀明水から岩を通過すると1分もせずにここへ到着。
いきなり人がいるので驚いた。
富士宮口ルートからの登山者のようだ。
売店もまあまあ賑わっていた。

037
剣ヶ峯 3775.6m 富士山最高地点である。
この写真、人の間を縫ってなんとか撮影したもので、周囲にはボーっと立っている人が沢山いた。

038   
剣ヶ峯から見下ろした火口。雪渓が残っている。

040
奥に展望台と表示された狭い場所があり、数段の梯子を登るのだ。
何故かここは混雑していなかった。
展望は残念ながら雲に包まれ開けず。

045

お鉢巡りをして、ちょうど剣ヶ峯の反対側にやってきた。
親子の存在がまた絵になっている。

047

ガスがかかったり、晴れたり、これぞ山の天気だ。048
案外お鉢巡りをしている人は少ない。すれ違ったのは1パーティ、上の親子、単独者4名くらい。

あれぇ~?また『浅間大社奥宮』の標識がある。2つあるんだeye
それにこちらはスゴく人が多い。

049
そして一番賑やかな場所がココ。富士山銀座とでも呼びたいくらいだ。
ズラッと営業している店が並び、休憩している人もいっぱい居る。
吉田口と須走口の両方が合流して登りつく場所になるのだ。御殿場口ルートとはエライ違いだ。
私は富士山登頂4回目になるが、山頂小屋が営業している時期に登ったことがなかったので、バッジを持っておらず購入。カナヅチで日付を入れてくれた。そんなサービスは初めてだったので嬉しかったnote
051

こんな火山灰地帯もあり、お鉢巡りは静かで楽しい。
ちょっと高山病なのか、だるいというよりも身体が宙に吊られているように軽いのだ。変な感じ。

054

一周終了。休憩も含めて45分かかった。

何々、一歩が3mで降りられるsign02そりゃ下山は早そうだrun059_2

そんなわけで日の出館辺りから、登りとはルートが違って、大砂走りとなる。
このロープに沿って行けば、大石茶屋まで誘導してくれる。
砂が深いほど快適だった。

060
ガスなのか、砂埃なのかわからない感じ。マスクをしている人や、タオルで顔を覆っている人がほとんどだった。私は追い越す時だけタオルで鼻口を押さえて一気に通り過ぎる。
後ろになった人はさぞ埃で迷惑したことだろう。でもあっという間だから勘弁ねwink061

休憩なしで一気に大石茶屋へ到着。
なんと下りは1時間6分しかかかっていない。恐るべし‘大砂走り’ 決して登ってはいけませんsign01062

ここから駐車場まで下りは3分だった。
ここまでは観光客も上がってくるので、皆さん寒そうにラーメンなどを食べているnoodle
その横で汗をかいてカキ氷を食べるのは、ちょっと違和感があったがコレが最高scissors

‘いちごみるく’をいただく。¥500moneybag
おばさんが、山盛り作ってくれたのは嬉しかったが、テーブルに置く時にパサッ!といっぱいこぼしちゃったsad もったいないsign04
でも本当に美味しかったdelicious 068

下山後の温泉はどうしようかと思ったら、御殿場IC至近のところに『オアシス』というスパを発見。
入館料¥1500だが、タオル使い放題、ルームウエア付き、テレビ付きリクライニングシートの部屋あり、お食事処のメニューも豊富。エステにボディメンテナンスも良心的値段であり。

寝不足だったので、ひと風呂浴びて、仮眠をとってから帰ることにした。

073
浴槽は、コラーゲン風呂、メンソール塩風呂、ジャグジーに露天、そしてプールのように大きい人肌程度の最初は冷たいと感じる浴槽。これがなかなかいいのだ。

サウナもドライとミストがあり、水風呂も別途ある。

069
そして妙に空いている。なんでsign02
ってことで、余裕の撮影camera これがコラーゲン風呂confident すべすべ感あり。

食事もして、ボディメンテナンスもしてもらい、ゆっくり家路についたのであった。

富士山は山としての面白みには欠けるが、体力作りや精神の鍛錬にはいいかもしれない。
それぞれのルートからまた登ってみたいと思う。   

     

大雪渓からの白馬岳~日帰り~

2010.8月22日(日) 深夜0時過ぎに猿倉へ到着rvcar 山荘前の駐車場には2台だけ空きがありラッキーだった。ライトを落として静かに駐車し直ぐに仮眠をとるsleepy いつもは時間めいっぱい熟睡する私だが、駐車場に傾斜があり頭が低かったせいか、何度も目が覚めてしまい4時にはぼや~っと起きる状態だった。

【コースタイム】猿倉山荘前05:10→白馬尻05:48→大雪渓入渓ポイントケルン05:57/06:06→村営頂上宿舎07:51→白馬岳08:11/08:  →雪倉・朝日岳分岐08:41→小蓮華山08:59/09:05→白馬大池09:44/09:52→乗鞍岳10:08→栂池山荘前11:01

昨年は白馬鑓温泉から登って三山を縦走し、栂海新道~親不知へと憧れのルートを歩いた。
今年は針ノ木雪渓を登り、数年前には剣沢雪渓を下ったことがあり、北アルプス三大雪渓のうち、残すはこの白馬大雪渓となったわけだ。
花が素晴らしいと聞いていたので、この時期だと遅いだろうとは思いつつも、日帰りで楽しめる北アルプスの山ということで、今回は白馬大雪渓ルートからの日帰り登山を思いついたのだった。002
猿倉からまずは林道歩きが続く。005

傾斜がついてくると石の道だ。006
そして登山道らしくなってくる。

お!山ガール発見eye カラフルで可愛らしいcherry

009

白馬尻小屋へ到着。
「おつかれさん!」の文字がなんとなく嬉しいconfident010

白馬尻から間もなく進むとケルンのようなこの表示があり、大雪渓への入渓ポイントとなる。012

大雪渓スタート時の1枚。
6本爪アイゼンを着用。016
雪渓下方を撮影。
世の中は猛暑だが、ここは涼しいというより寒くて、雨具を着ようかどうしようか少し迷うほどだった。020

雪渓は慣れた人ならアイゼンは使わなくても問題ない程度だったが、私はやはり装着していて良かった。
ルートは赤い帯のようにスプレーで?マーキングされていたが、アイゼンがあれば自由自在にどこでも歩けた。

写真はもう雪渓上部である。023

雪渓右手が終了点。
ここでアイゼンを外し、あとは普通の登山道となる。024

そしてここからは様々な花が稜線まで競い合うように咲き続く。

8月も下旬だが、予想以上に素晴らしい。030
さすがに人気のルートであり、日曜日とあって、前後に登山者が絶えない。033

上部はスノーブリッジとなっていた。
空が碧い。

034

この紫の花は沢沿いに多い。仙丈の下りの沢でも、烏帽子に登る手前の沢でも見られたが、白馬が1番の群落だ。

035 036 037

ハクサンフウロは長い間、どこの山でも目を楽しませてくれる。

冷たい水が流れ、清々しい。

039雪渓脇の登山道。

042044
トリカブトも今の季節の花だ。

山に咲くタンポポ?…だと思われる。

050

ガレ場にはきちんとマーキングがされているが、道は左右、あちらこちらに踏み跡あり。

055
お花畑避難小屋。常駐の方がいるようだ。
登山者にアドバイスをしていた。

056

自分が上がる稜線が見えてきた。

059
登ってきた登山道を振り返る。
真上は快晴sunの青空。下は雲が沸いてきている。

063
様々な花が群落を成しているが、全てを掲載しているわけではない。種類がそれだけ豊かなのだ。072

村営頂上宿舎前を通過すると稜線に出る。
杓子・鑓ヶ岳方向と、こちらの白馬岳方向に分かれる。
左に斜めに尖っているのが白馬岳山頂。

074

白馬岳方向に進みながら振り返ると、剣や立山、北アルプスの山並みが素晴らしい。

079
白馬岳山頂 2932.2m より。

084

白馬岳の象徴である尖がり部分に人が数名集まり眺望を楽しんでいる。
山の大きさに比べたら、人間の小さなこと。

089
白馬岳山頂から三国境へ向う稜線上、右手の雪渓や栂池などは雲の下になってしまった。

095
これから進むルート。

099100 052 101 102   
   
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新潟、長野、富山県を分けており、写真奥は富山側、雪倉岳~朝日岳へと続いている。105

日曜日のせいもあるが、人が絶えない。
小蓮華山へ向う。

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トウヤクリンドウ、ハイマツ越しに見た雪倉岳。

115

小蓮華山 2768.9m
写真には写っていないが、人が沢山休憩しているので、さすがに三脚は使えなかったcoldsweats01116

見えてきた。白馬大池!
雲の高さより上にある池。こうして見ているだけでも見事だなぁと思う。

126

半パンのオジサン。
私が追い越してから、スピードアップして着いて来ているようだったので、1枚モデルになってもらう。

139

白馬大池に到着。
チングルマがまだ咲いている。

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チングルマが咲き終わり、実の状態になっている。
チングルマは咲いても、実も、紅葉も素晴らしいのだ。

145畔でしばし休憩。

153
池の水の美しさを伝えたくて…154

乗鞍岳への登り。
浮石がないので歩き易い。

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岩だらけから、ハイマツ帯となり、登りきれば乗鞍山頂だ。

158
乗鞍岳 2436.7m
シンボルがあったが、ご覧のようにここにもパーティが休憩中だったため、スルーする。

1601ヶ所だけ、雪渓下りがあった。
なんと、滑って転んでしまった。そういう時は急いでいるわけでもなく、慎重に怖々下っているのだが、それが良くないのかも?本当に滑り物は苦手だdespair162

大岩の道をどんどん下る。
ここは栂池自然園から入ってくる人達になるが、その数たるやwobbly しかもスローな団体が多い。
岩を飛び、縫うように人を避けて降りて行く。じゃないと人は途切れないくらい。

164

樹林帯に入っても足元には大きめの岩が多い。

167
天狗原
湿原ではあるが、水は大分涸れていた。170

休憩ポイントにはやはり大勢の人・人・人!

174
銀嶺水
直ぐ奥に清らかな沢が流れている。冷たくて美味しい水がいただける。

ここから下は足元がドロドロ登山道が続く。

182
栂池自然園に下山。
上は晴れていたが、この辺りは丁度ガスの中。

登山者よりも観光客が多い。汗をかいて、汚い私はジロジロ見られてしまうcoldsweats01

ソフトクリームがめちゃめちゃ美味しく感じるhappy02186

待たずにロープウエイへ乗車。ゴンドラへの乗り継ぎはジャンジャン出ているので、一人でゆったり乗車し、終着の栂池高原まで降りる。190

栂池高原からバスで白馬駅まで戻る予定だったが、バスまで30分ほどの待ち時間。
すると、息子を連れたパパさんと、年配の女性2人も白馬駅へ行くということで、乗り合いタクシーを誘われ¥600でスムーズに白馬駅まで戻る。

しかし、白馬駅から猿倉へ戻るバスが1時間近くない。
駅横にあった無料‘足湯’でしばしのんびり暇つぶし。

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足だけでもサッパリと軽くなった気がした。
お湯はちょっと熱めだったなぁ。193

猿倉駐車場は相変わらずの満車。
車を取ってから、温泉へ向うrvcar

194

2500万年もの間、熟成された温泉spa
ここは、松川橋横にある、‘ガーデンの湯’だ。
‘ガーデンの湯’という名称と、この温泉があまり一致しないイメージの気がするが?

l白馬岳は花が豊かで景色も良く、また登り易い山だ。
百名山の中でも人気が高いのは当然だろう。
山のマナーである、挨拶や、休憩する場合のこと、道を譲るタイミングなど、リーダーとなる人はそういうことも教えて欲しいと思う。相手を気遣う気持ちがあれば、自然とできることでもあるが、集団だとそういうものが鈍磨してしまうのもわからないではない。自然への気遣いもまた同じように思う。
白馬岳は2回目となるが、また何度でも歩きたい山のひとつだ。今回は日程の都合で短いルート選択となってしまったが、今度は蓮華温泉へのルートを考えたい。

 
 

高瀬ダムから周回<烏帽子岳~野口五郎岳~真砂岳~湯俣温泉>2日目

8月18日(水)モルゲンロートを期待して、野口五郎岳から真砂岳の稜線辺りで眺められたらいいなぁと小屋を04:35に出発することにした。少し早めに食堂に出ていると、小屋番さんが1杯のコーヒーをごちそうしてくれたcafe なんともありがたいお心遣いheart02感激して飲んでいたら、出発が遅れ、04:45になってしまったsweat01

【2日目 コースタイム】
野口五郎小屋04:45→野口五郎岳04:54/04:58→真砂岳分岐05:13→真砂岳05:16/05:24→真砂岳分岐05:26→水晶・鷲羽、湯俣温泉分岐05:31/05:35→湯俣岳07:32/07:34→展望台08:26/08:28→晴嵐荘08:43…晴嵐荘露天風呂入浴09:13→噴湯丘09:32/09:45→途中で足湯→晴嵐荘10:27/10:35→名無避難小屋11:07→高瀬ダムタクシー乗り場12:20
285野口五郎小屋前から出発時に撮影camera
いい感じだ。これなら確実に野口五郎岳から真砂岳の間でご来光が拝めるぞhappy01289

野口五郎岳山頂から。光量不足でブレているけれど、富士山のシルエットが写っている1枚なので載せておく。
野口五郎岳から下りる時に初めて気が付いたのだが、真砂岳までの道のりは尾根歩きではなく、西斜面のトラバースルートだったshock つまりご来光は見られない。。ああ、ちゃんと地図で確認しておけば良かった。。勝手に尾根を歩くと思い込んでいたのだ。そうとなれば、なんとか展望の開ける場所までダッシュrun

290

ちなみにこの写真は水晶岳~赤牛岳の稜線を雲が包み込むように、巻き込むように下へ向って流れている情景。297

ああ、出ちゃったsun298

ここまでのルートを振り返る。
ほら、完全に西側斜面なんだもんcoldsweats01304

真砂岳 2862m
ピークに着いた時には、太陽はもう大分上がってしまった。それでも朝日は気持ちいい♪

320水晶岳や鷲羽岳へと続く稜線。
私は左折し湯俣岳へ向う。

322

中央の雲がかかっている尖った山が槍ヶ岳。
ここからずっと槍ヶ岳を眺めながらの闊歩である。

325
湯俣温泉へ向う道は、もう下山気分で正直いってあまり期待していなかったけれど、これが景色も花も素晴らしく、少し歩いては写真を撮りという具合で、なかなか前へ進めないほどだった。

328 

トウヤクリンドウも多く自生していた。

329

断崖に咲くイワギキョウ

344_5やせ尾根も出てくる。
槍ヶ岳に気をとられて落ちないようにwink330
斜面に広がるトリカブト343334




345  

357_3 335 358350こんな晴れたsun日に雷鳥に出会えるなんて初めてだ。

353
子供が6羽ウロウロしていた。360

376

373
木で組んだ梯子も幾つか出てくる。
濡れていたら滑りやすそうだ。
前に見えるは湯俣岳。

364

槍ヶ岳がだんだん近づいてくる。

384樹林帯へ突入。

387

樹林帯に入ってから、特別標識はないが、登山道からちょっと外れた尾根側に踏み跡があり、そこを数歩登ると展望が開けこの景色だ!

389

湯俣岳 2378.7m
ルート上にこの標識があるが、ここから少し高い所に登った場所に三角点がある。
展望は木に囲まれながらも槍ヶ岳が見える。

392_2

湯俣岳まではアップダウンがあるが、ここからはほぼ下りとなる。
394398395_4

笹に包まれた斜面が続く。

407

展望台に到着。
なるほど、槍ヶ岳が臨め、眼下には高瀬川が美しい。

414展望 台より少し下ったところで撮影camera400 413

415


ダムが目の前に飛び込んでくると、もう間もなく湯俣温泉spa、晴嵐荘だ。

416
晴嵐荘 08:43着。
朝、小屋を出発した人はもういないし、今日宿泊する人はまだ到着する時間ではない。
小屋の人以外は誰もいなかったのでチャンスと思い、早速露天風呂へspa
¥500の入浴料を支払うmoneybag417

小屋から目と鼻の先の河原に、こうして石で組んだ露天風呂がある。
もちろん混浴で、脱衣所もなし。

419
まず湯温をチェック。
上は熱めだったが、かき混ぜると丁度イイ感じgood
もう一度周囲を見回して、誰れもいないことを確認し、水着を着用→ドボンsign01
ふえ~~~っsign01気持ちい~い。サイコーhappy02
しばし太陽と天然温泉に身を委ねる。

もしも人が居た場合に、水着着用がダメだったらとバスタオルも持参していた。
そして下から湯が沸いているので、足が熱かったり、石で痛いという情報があったのでクロックスも持参していたため、今回は山小屋泊でも荷物が多かったのだhappy01422

サッパリしたところで、次なる目的地へ。
天然記念物に指定されているという、‘噴湯丘’見物と、自分で掘って入る湯俣川の温泉本命spa

晴嵐荘前の吊り橋を渡ると標識がある。

427
すっかり温泉モードになっているcoldsweats01
こちらの吊り橋は揺れて若干怖い。ヘッピリ腰気味。

428
上の吊り橋を突き当たって左、川を上流方向に行く標識に‘北鎌尾根 槍ヶ岳’とあった。
有名なバリエーションルートだ。こんな所から入ることすら知らなかった。
入り口だけで恐ろしい。でも行ってみたいかな?

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噴湯丘は、湯俣川を上流へ向う。

433

ありました!‘噴湯丘’
沢を挟んで向こう岸にボコッと現れたeye
とても渡れる水流でも深さでもないので、ズームで撮って、眺めて退散。 436

さらに少し上流に上がると、これは川の中で目立っていた。
てっぺんが凹んで湯が溜っているようで、ボコボコと沸き立っていた。430

そしてもっと上流の湯俣川に沿って行き、掘ると温泉に入れる…と安易に考えて遡ってはみたものの、どう考えてもそれ以上は深くて水流が激しくて無理。仮にもっと奥まで行ったとして、シャベルもないし、石を組んで湯温調整をするにも何時間もかかる。
浅はかな自分に呆れつつ、元来た道を戻った。

ダム近くにも下から沸いている箇所があったのだ。黒いあたりは下からボコボコと沸騰しているかのように沸き立っている。
相当高い温度だ。川の水を引き入れる作業もゴム手袋でもないと熱くて触れない。なので、沢の冷たい水と熱湯が交わる辺りの岩に座って足湯だけすることにした。
440これがなかなか気持ちイイscissors
441 

野口五郎小屋で作ってもらったお弁当を河原で食べて、あとは晴嵐荘でザックを受け取り高瀬ダムへ帰るだけだ。

447



晴嵐荘への吊り橋。

448高瀬川を左手に見ながら、ひたすら下流へと歩く。
とても気持ちのいい道だ。449

こんな小道あり。452

未舗装の林道あり。455

涼しいトンネルあり。457

名無避難小屋

458

名無避難小屋の中。ストーブと薪がある。奥は畳の部屋で、外観よりも居心地は良さそう。

456高瀬ダム⇔晴嵐荘が2時間20分の表示だ。
地図では3時間20分になっていた。
実際には2時間20分の方が適当だと思う。465

川の水の色がグラデーションになって美しい。466

第五変電所を過ぎると間もなく長いトンネルとなり、それを抜ければ高瀬ダムだ。

トンネル内は冷蔵庫の中のようで、歩くスピードもアップした。
そしてトンネルを抜ければ高瀬ダムだ。
タクシーが2台、客待ちをしていたので、直ぐに乗車し七倉まで。¥2000

480

タクシーの運転手さんが、「皆さん葛湯に行かれてしまうので、七倉山荘の温泉spaは空いているし、鉄が入っているが無色透明。タイルが黒光りしていい湯だ。」と勧めてくれたので、¥500で日帰り入浴をさせてもらった。
確かに誰もこなかった。
タイルの黒光りにも納得。
源泉は62度で熱いので、水を足しつつ入る。
浴後に自分が硫黄臭いと感じた。見た目より濃厚な湯だったように思う。

お天気を見ながら北アルプスに入ったが、これほど恵まれるとは思いがけない誤算だった。花、景色、温泉、皆素晴らしかったし、南沢岳~不動岳がまた課題となった。
2連休で動くには限界があるが、今シーズンもあと少し、夏山を楽しませてもらおうfuji

帰り道の渋滞は、お盆に負けない込み具合だった。やれやれcatface   

高瀬ダムから周回<烏帽子岳~野口五郎岳~真砂岳~湯俣温泉>1日目

引き続きパソコンor無線LANの不具合が起きており、自宅PCで見る画面と、他で見る画面が異なっているので、見苦しいところはお許しを!ああ、修理が必要かなぁcatface

2010.08.17(火) 深夜1時頃、安曇野松川道の駅に到着rvcar 車中泊sleepy
起床4時半clock 洗面、朝食を済ませ、七倉ダムへと向かう。七倉ダムゲート前は広い駐車スペースになっている。20台くらいの車が停まっていたが、ガラガラだ。ゲートが開くのが06:30なので、それまでに日焼け止めを塗ったり、荷物整理やチェックをしてゆっくり準備を整える。
七倉からは特別タクシーの指定を受けている2社だけが高瀬ダムまでを走行できる。
私は前日に大町名鉄タクシーに予約の電話を入れたのだが、予約の必要はないと言われたのだった。なるほど、お客さんが多ければ無線で連絡をとり、タクシーはそれに合わせて台数を用意してくれるようだ。無論、特別に混雑してタクシーが足りなければ別だろうが。
005 奥に七倉山荘。その手前にタクシー乗り場があり、乗り合いで4名までOKで、私は単独男性2名の方と一緒に1台目に乗せてもらえた。運転手さんが「女性は¥600で、3人で¥2000でいいよ。」と親切だった。そして私が2人から¥700を徴収し、運転手さんに¥2000を支払うmoneybag

003登山補導所横にある、黄色いポストに登山届を出す。持参のない人にはタクシーの運転手さんから用紙が配られ、その場で記入するように指示される。
奥のキレイな建物は水洗トイレtoiletだ。道の駅に泊まらず、ここまで来れば良かった。008
タクシーは開門2分前くらいにゲート前に並び始める。そして真面目そうなゲート番のオジサンが06:30キッカリになると操作して開けてくれる。

時速40km前後で高瀬ダムまで12~3分かかる。その間に運転手さんが観光案内をしてくれた。
このダムは黒部湖の4倍の発電量があり、日本で一番だという。
写真にある、様々な形の大きな石を組んで造られているが、これも緻密な計算によるところだそうで地震にも強いらしい。
その石組みの間を縫うように九十九折りに造られた道路をゆっくり登り詰めると高瀬ダムだ。
009湖面は緑色に美しい。

先日の台風4号の後もずっと雨続きで、今日は久し振りの快晴sunとのことでラッキーだscissors010_2
タクシーを降りたら、そのまま進行方向にトンネルがあり、烏帽子方向への登山道へと続く。

トンネルの入り口左手が展望台のようになっており、そこへ登ると槍ヶ岳の穂先がちょっと見えるということで、まずはそれを拝んでからトンネルをくぐる。(本当にチョコットだけ)

【コースタイム1日目】
高瀬ダム06:45→12番標識→07:05→6番標識08:08→烏帽子小屋09:24/09:28→烏帽子岳、南沢・不動岳分岐09:46→烏帽子岳基部09:57/10:00→烏帽子岳ピーク10:03/10:13→烏帽子岳基部10:15/10:18→烏帽子岳、南沢・不動岳分岐10:25→烏帽子小屋10:40/10:55→三ツ岳11:37/11:43→野口五郎小屋13:03/13:09→野口五郎岳13:18/13:24→野口五郎小屋13:34

013

トンネルを抜けると直ぐに吊り橋。

015吊り橋の上から高瀬ダム方向を撮影camera016

吊り橋を渡り終えると目の前が‘不動沢・濁沢キャンプ場’
簡易式のなるべく使いたくないようなトイレはあった。

020
濁沢を渡る吊り橋。
下に流れる水は本当に赤茶色に濁っている。この右手奥には滝が流れているが、それもまさにこの濁った茶色なのだeye022 
濁沢を渡り、間もなく樹林帯に突入。
高瀬ダムの湖面がバック。


02312番から始まり、だんだんと数字が減って行く。

024さあ、北アルプス3大急登、ブナ立尾根の始まりだ。025
鉄板網目階段が九十九折りに続き、その後も長~く九十九折りに登って行く。

027美しい木々、木漏れ日が気持ちいい。
標高が上がるに連れて空気が冷たく感じる。030_2






028_2

031途中途中、展望が開ける所があり、稜線に近づいていくのが実感できる。033_2
№6の手前で最初の休憩。かなり汗だくsweat02035 039 

040 背の高い樹林帯から低木、草木が多くなる。050
南岳~不動岳方向の展望

056
赤い実が秋の気配を感じさせる。














057高瀬ダムが見えてきた。

058
ようやく1番に到着。3番を過ぎてからは、なだらかで楽ちんな道。

067
2551mピーク。展望台のように開けている。
ここから烏帽子小屋は目と鼻の先。

070烏帽子小屋
少々休憩。ザックはデポして、手提げに水分と貴重品、カメラ&三脚だけ持参して烏帽子岳に向かう。072

小屋から2~3分の所に池と花畑。

073
白い砂礫の快適な道。
ところどころコマクサもあったが、時期は過ぎていた。

ズボンのお尻が汗でビッショリsweat02
まるで漏らしたようで恥ずかしいと思ったが、幸い烏帽子岳を往復する間には誰にも会わなかったcoldsweats01077

ハイマツ越しに高瀬ダムと唐沢岳~餓鬼岳が見える。










079前烏帽子岳 2605m
バックは烏帽子岳の後に向かう、三ツ岳への稜線。
私が眺めているのは、水晶~赤牛岳から延びる読売新道など。

080

こちらは今から目指す、烏帽子岳。
左手に尖っているのがそうだ。
その奥は南沢岳~不動岳。088


再び高瀬ダムと唐沢岳方向。
何やらすごい勢いで雲が沸いてきているぞ092

南沢岳との分岐を経て、烏帽子岳方向へ。
ハイマツ帯を少し登って行くと、岩場の基部に出る。

標識には『岩がもろいので、自己責任、自己判断で上下山して下さい』と書いてある。
手提げと三脚は基部に置いて、カメラだけポケットに入れて登ることにした。
(これは三脚撮りデスhappy01)093 楽し~いnote

三点支持を通過した足場の良いところでパチリcamera
結構な高度感。雨なら登ってないかも。094


これも途中で撮った。
南沢岳方向のルートだが、池塘が点在し、緑豊かで素晴らしい。
南沢岳~不動岳はコースタイムが長く、途中に小屋がない。下から入ると2泊を要するのでなかなか入りずらいルートだ。でも、この景色を見たからには、いつか必ず歩きたい。096

烏帽子岳山頂 2628m
大きな岩が重なり合っている。

106山頂標識側にカメラをセットして、記念撮影に成功122

烏帽子小屋に戻る途中で振り返った烏帽子岳。129

雲がますます湧き上がってくる。
こりゃ午後には雷雨thunderかな?

133
赤牛岳、読売新道の稜線。最奥は、薬師岳から延びる稜線か。137

烏帽子小屋に戻ってきた。
小屋前は花畑になっている。

烏帽子小屋のトイレは、外観汚そうに見える。ところがどっこい、ぼっとん式なのに全然臭わない。清潔感があって気持ち良く使わせていただいた。

144
小屋から三ツ岳方向へ少し歩くとキャンプ場。そちらも斜面を花が彩っている。

145

池もあり、水に写る空もまたいいものだconfident154

三ツ岳への道のりは、こんな瓦礫のような道もある。浮石も多い。155

そしてまた来た道を振り返ると、烏帽子の尖った山頂がわかりやすい。

160
しばらく砂礫の道が続き、登山道の両脇にはずーっとコマクサがある。花の盛りはかなり過ぎてしまっているが、これがまた我が身のようで愛おしいhappy01
ここのコマクサは株が小さい。

181

三ツ岳 2844.6m
烏帽子からはずっと稜線歩きとなり、視界は開けているが、前後に人の姿はなし。

184_2
岩の芸術が多く見られる。188

自然が造るモニュメント。

193
お花畑コースと展望コースに分かれており、この季節なので展望コースを選んでみた。

194
まずは進行方向左手の谷。197

左奥に鷲羽岳が見えてきた。そして水晶岳へと続いている。
こちら側の雲も雨雲チックになってきてる。220

三ツ岳以降は、とりたてたアップダウンは感じないまま、野口五郎岳へと続いて行く。

225
眼前は、餓鬼岳から東沢岳への稜線と思われる。

226

ハイマツ帯にチングルマがなびいていた。240

三ツ岳から先、どの辺りまで来ているかの距離感や目印もなく?、時間を見ながら、あと30~40分くらいかなぁと思い、それに備え腹ごしらえ。ドカッと休憩する。
満腹になって歩きだした途端に小屋が眼下に出てきた。

245

野口五郎小屋13:03到着。今晩の宿泊地だ。
上の休憩からたった2分で到着coldsweats01 
小屋の姿はその位近くまで行かないと影になっており全然見えなかった。
1泊夕食+お弁当代で、¥9000moneybag
手続きや支払いを済ませ、ザックを置いて野口五郎岳まで行って来ることにした。

263
小屋から稜線までは5分とかからない。そこから右手に鷲羽岳~水晶岳を見ながら緩やかに野口五郎岳へと続いている。

260 261   


264

ケルンと標識が目に入る。

248
野口五郎岳 2924.3m253

山頂から見た、真砂岳への稜線から続く、鷲羽岳。254

目の前は水晶岳。 276

小屋へ戻る。
私の部屋は‘うすゆき草’一番手前の部屋で、3組みの布団があったが、今宵は個室。
一番奥がトイレである。トイレは外にもあった。

寝不足気味なのでお昼寝sleepy278

夕食タイム。
宿泊客は6名。うち夕食注文者は5名。
神奈川県から私を含めて4名、群馬から単独男性1名で、皆で山談義をしながらゆっくりいただく。量が多く、食べきれなかった。

小屋はわりと年配の男女4名で賄われていた。アットホームな雰囲気で私は好きだ。279

小屋の方から、ここ最近雨続きで夕陽も見ていないが、今晩見られるかもしれない。見られるなら水晶岳の方に沈む。その様を見れば、水晶岳が別名‘黒岳’と言われるのがよくわかるよ、と教えてくれた。281

が、残念ながら、水晶岳方向には雲が厚く、夕陽は雲の中だった。

夕陽は見られなかったが、夜中に外に出てみると、雲ひとつない夜空が広がっており、満天の星に天の川。星だらけの世界だった。流れ星が2つshine
さて祈ったことは…

羽毛布団に包まれて、ホカロンを背中に貼って、気持ちの良い夜だったnight 

南アルプスの女王‘仙丈岳’日帰り

’10.8.13(金) 前夜23時に芦安の市営駐車場に入る。一番バス停に近く、トイレも直ぐの駐車場がまだ10台程度の空きがあった。お盆のわりにはラッキーだと思った。直ぐに寝るsleepyが、寒くて目が覚め、綿毛布を2枚にして4時まで熟睡sleepy朝には満車になっていたfull
朝のトイレtoiletは、思ったほどの行列にはならなかった(3人待ちくらい)。男女別にはなっておらず、男子小用2つ?と共用が2つだけだ。他に、トイレの建物の向い側に簡易トイレが3つ並んでいた。去年はなかったような?
芦安から広河原への始発は05:10発のバスsubwayだ。これは北沢峠への接続がないので、次の05:40発に乗れば、広河原で接続、10分の待ち合わせで北沢峠行きに乗り換えられる…と思っていた。
去年、北岳に来た時には始発のバスが8台も出たので安心していたが、ナ、ナント今回は05:10発が3~4台だけで、乗れなかった人もいた。私は念のため、05:10にバス乗り場へ行ったのだが、いきなり「ここからの後ろの人は05:40に乗れても立ち席になります。」と言われた。今日は日帰りで早めに下山して母の所へも行きたいと思っていたので、どうしても05:40に乗りたかった。結局2台subway出て、私が乗った2台目は5分遅れで出発。立ったまま、約1時間ガッタンゴットン激しく揺れながら広河原まで。ちなみに乗れなかった人も多数いたが、一体何時になったのだろう?
広河原からの北沢峠行きは随時出ていた。
芦安→広河原 ¥1100    北沢峠→広河原 ¥750

北沢峠07:25着。天気予報では降水確率10%の予報だったが、雲が厚いdespair
広河原から北沢峠行きのバスの中で、地図を車の中に置き忘れてきてしまったことに気が付いたshock ピークと北沢峠の間でどのみち間違えたとしても、戻ることはできるが、3本あるルートの分岐とコースタイムがいまひとつ頭に入っていなかった。

【コースタイム】北沢峠07:29→大滝頭08:15/08:17→小仙丈岳08:45/08:47→仙丈小屋分岐09:05→仙丈岳09:20/09:27→仙丈小屋分岐09:38→仙丈小屋09:38/09:43→馬ノ背ヒュッテ10:04→大平山荘11:13→北沢峠11:28

006北沢峠のバス停前にはこのような立派な水洗トイレtoiletと外には水道がある。
奥の緑のテントは戸台口行きのバス乗り場だ。広河原行きのバス停はトイレ向い側となる。出発前に帰りのバスの時刻を確認すると…下調べしていたものに間違いがあった!09:45発の次は13:05しかない。8月23日からは始発の7:25がなくなり、09:45、11:15発があるのだ。どうやら急いでも仕方ないようだ。でも臨時便が出る?とも思ったりしながら出発する。008
トイレ脇の登山口から入山。
初めはかなりの急登から始まるが、間もなくなだらかな登りとなる。010_2
そして岩石の急な登りや平坦な道を繰り返しながら大滝頭へ着き、最初の水分補給をした。
お盆とあって、グループ登山が多い。休憩できそうな広場には必ず休憩している複数の人がいた。015_2
印象としては、あっという間に森林限界を越えたような気がする。
お天気が曇りであり、気温もあまり上がっていないため、喉の渇きは少なく消耗も少ないように感じた。
あぁあ~晴れていればなぁthink

022小仙丈ヶ岳 2855m

ここでカメラのネジ(三脚に付ける部分)がダメになっていることがわかったshockshock えらいこっちゃsign01
ここは小仙丈岳の標識にカメラを載せ、後方の仙丈岳を撮影camera
本来ならば、甲斐駒をはじめとした南アルプスの峰々が展望できるはずだが、今日は雲の中cloud027
小仙丈岳からはこのようにガレているが登り易い道を登っていく。

028振り返って見た小仙丈岳。

ここから仙丈岳までの道のりに高山植物が多数見られた。032
トウヤクリンドウ029
これはアザミの仲間だろうか?034_3
イワギキョウ

037ウスユキソウとムムムムム…















035タカネツメクサ036

040_2お花を楽しんでいるうちに
仙丈ヶ岳 3032.6m へ到着。
ここではおじ様2人組の方から「写真をお撮りしましょう。」と声を掛けていただいたので助かったhappy01

山頂には7~8名の先客がいた。 042
山頂から見た北方向。
こちらから回れば仙丈小屋は近かったのに、そのことをすっかり忘れていた。地図も置いてきてしまったので、確認することもなく、来た道を仙丈小屋分岐まで戻った。

043_2小仙丈から来たルートだ。
ピークではなく、トラバースルートだったので、あんなに尖っていることに気が付かなかった。017 
山頂脇に咲く花
018_2眼下に仙丈小屋が見え隠れ。019
仙丈小屋。
風力発電の小型版みたいだ。

020小仙丈小屋の水場。とても豊富だ。
冷たくておいしかった。
暑ければ尚おいしく飲めただろうが、寒い。

ここから薮沢ルートへ。021  
沢筋は花が豊かで美しい。022
023昨日の台風4号typhoonの影響は特になさそうだ。

しばらく下りてから見上げた仙丈小屋と仙丈岳。064
ナナカマドが多く、秋の紅葉も素晴らしいだろうmaple025
展望台のようになっているところ。
ここから下は沢が深めとなり、仙丈を見上げることはできない。
逆にいうと、薮沢ルートを登ってくれば、ここで仙丈を仰げ感動的だろう。

026コバイケイソウの花






027_2馬ノ背ヒュッテ周辺はマルダケブキに包まれていた。 

032沢筋の登山道にコスモスの蕾が長く続いている。開花したらさぞや華やかだろう。 028_2 029_2 041 033_2 031_2

034

対岸に白糸のような滝035
登山者と擦れ違い、振り返る。
少し青空が見えてきた。
予報では午後は下り坂だったが、お天気が遅れているのだろうか。
これから登る人が羨ましくなってくる。036
三脚が使えないので、石を積み上げ、角度調整してやっと撮れた1枚。いや時間がかかったcoldsweats01037
うっすらと甲斐駒が姿を現した。038
クルマユリはポツポツと斜面に咲いている。039

040ゆっくり花や景色を見ながら歩いていたら蝶が指先にとまった。なかなか飛び立たなかった。042 043_3 044

045

この橋を渡ると沢からお別れとなり、樹林帯へ入る。047
一部崩壊により、う回路となっていたが、特筆することなく九十九折れの樹林帯ルートへとつながっていた。048
まばゆい緑のトンネル。
049大平山荘へ下山。
小屋の前を通って車道へ出る。050
大平山荘前にも豊かな水場があった。051
北沢峠への矢印を確認して、登り坂の車道をエッチラオッチラと登っていく。
登山道と違って歩きにくいし、疲れるdash052
道路の両脇には、この花が沢山咲いていたので少し楽しめた。053
ガーーンwobbly
なんと、大平山荘へのショートカットルート、登山道があるではないかsign01徒歩5分だってgawk 
車道を大回りしてセッセと10分以上も歩いてきたのに…
そうだよね、地図で見た時、北沢峠から大平山荘はそんなに遠くはなかったはずなんだ。あぁ地図を忘れるとこういう間違いがあるのだng054
上の写真分岐から北沢峠は5分もかからない。

バスの時刻表を再確認。どう見ても13:05発だdespair ちょっと期待していた臨時便も出る気配は全くない。
トイレでTシャツに着替え、フリースとウインドストッパーを着込む。
それでも寒いので、長衛小屋(写真左手)に入り、チョコブラウニーとコーヒーのセットをいただく。\600moneybag056
だんだん下山者が増えてきて、小屋の中も混んできたので外へ出る。

しばらくバス停テントの椅子に座っていたが寒いので、ザックで順番取りをしておきながら、少しお散歩。
仙丈峠へ向かって歩くとこんな看板が目にとまった。055
たった3分登って見える方が不思議だと思ったが、なるほど、ちょこっと遠望できるわけだ。057
バスは定刻通り13:05に出発し、広河原からは乗合タクシー\1200で芦安へ戻った。

駐車場は満車。他の臨時駐車場までほぼいっぱいだった。

下山後の温泉は、いつもなら『金山沢温泉spa』に入るのだが、今回は国道20号線沿いにある、100%かけ流し天然温泉である、『天笑閣spa』へ寄った。
露天がないのは寂しい。左の小さな浴槽は低温となっている。交互に入ると身体に良いらしいが、時間がない。急いで帰路につく。
中央道は上野原手前より渋滞。大月から河口湖経由で東名に逃げようとも思ったが、そちらも渋滞しているようだ。
相模湖ICまで行かず、上野原ICで下り、下道を行くがそちらも渋滞。
結局施設に着いたのが20時ジャスト。普段ならこの時間に面会をすることはないが、今日行かないと丸2日空き、明日も日勤なので面会は夜になってしまう。それは肺炎防止のためにどうしても避けたい。当直のセキュリティースタッフの方に頭を下げ下げ面会の許可を得る。
口腔ケアと胃瘻ケアだけして帰宅するhouse やはり行って良かったconfident

仙丈岳は南アルプスの女王と呼ばれるだけあって、女性的で登り易い山だった。
薮沢ルートは登りで使いたい。秋のコスモスや紅葉も期待できるし、晴れて展望が開ける時にまたぜひ行きたい山だfuji

Web杯試走会参加~マラソンWeb練習日記 初参加~

7月の富士登山競走でご一緒させていただいたことから、『マラソンWeb練習日記』に私も登録させてもらった。在籍は軽く100名を越えている大所帯である。名前の通り『練習日記』で、毎日の練習その他なんでも記入できるようになっている。私の場合は走るよりも登山の記録の方が多いわけで、まあそれはそれでトレーニングにはなっていると考えて、記録(距離や時間程度)に残そうと思っている。
目的はもちろん来年の富士登山競走山頂コース完走だfuji1年後にどれだけ自分が頑張ったか、怠けたかが容易に振り返ることができるので面白いと思う。

8月8日(日) 初めてメンバーとして、『マラソンWeb練習日記』の練習?に参加させていただいた。練習というよりは、9月に行われる‘Web杯’という、この会独自のレースの下見であり、試走会であった。
場所は鶴見川河川敷。綱島駅から歩いて数分のところ。
綱島駅集合で、トイレで更衣を済ませ、荷物をコインロッカーに入れ、集まった10名でゾロゾロと河川敷まで歩く。新幹線の高架下に水や貴重品を置いて、ほぼ何も持たない格好で走るのだ。
45434840_v1285348344
どうやら今日集まったのは、この‘Web杯’の役員の方々だったらしく、それがわかったのは最後の飲み会の場であった。

マラソンをしている人達が集まって何をするのか、どういう段取りなのかが全くわからなかったので、とりあえず迷惑にならないようについていこうと考えていた。

今回は富士登山競走で2位、横浜国際マラソンやその他のレースでも優勝、上位入賞をしている‘藤澤走さん’が下見の下見をしてくれており、この高架下を基点(給水ポイント)として両サイドの1.25kmの場所に目印を付けてくれていた。そこを折り返して行ったり来たり2往復の10kmがレースとなるようだ。本番では自己申告のハンディが付くので、遅い人ほど先に出走し、最後にこの‘藤澤走さん’が走りだし、ゴールは皆一斉に入るような計算らしい。聞いただけでも面白いレースだrun
今日の試走では、最初の5kmは皆でジョグをしながら、コースに危険はないか、コースを外れてしまう箇所はないか、折り返し地点はわかりにくくないか、ゴールは大勢がスピードを出して駆け込めるスペースと、一般の方の通行妨げにならないかなど、丁寧に慎重に下見と検討が行われていた。正直いって私はマラソンはただ走るだけと思っていたので、こんな丁寧に下見が行われ、細かなところにまで注意を払うとは想像もしていなかっただけに新たな発見であり、参加者への気遣いに感心させられた。それだけでもこの人達は凄いsign01と思った。

ジョグの後は5kmを各自のペースで走ったのだが、やはり皆さん速いsign03タフrun 
皆さんをなるべく待たせないようにと必死で走ったが、全然彼方に離れてしまった。でも嬉しくなった。こんな方達と一緒にいたら、私も少しは走れるようになるのではないかと錯覚に陥れるhappy01 見ることで学ぶことは大きい。どういうトレーニングをしたらそうやって走れるようになるのかを教えてもらえる。私にはとても有意義な時間であった。

この後、駅近の『綱島温泉』という日帰り入浴の施設で汗を流し(シャンプー・石鹸なし)、個室休憩所にて下見の検討会議、そして本番レース後の飲み会についても下見ということだった。レースのコースについてはもちろん、2次会の飲食物の量、会費設定についても細やかに検討され決められていた。
いやしかし、山ヤも呑み助が多いが、ランナーも負けてない。スゴイ勢いでビールやチューハイ缶が空いていき、焼酎ロックも登場し、だんだんヘベレケになっていく。呂律も回っていないhappy02 昼間にここまで飲むとは恐れ入ったsign01 
でも、とても親近感が湧いて馴染みやすかった。私はお酒が飲めないが、こういう場が好きなのだ。酔ってリラックスしている場面でなら、自分もリラックスできるから居心地がいい。こんな方達となら、走ることも続けられるかもsign02

考えてみれば、キリマンジャロから始まったご縁ということになる。
人生、何がキッカケになるかわかりませんなぁ。

仁田岳~茶臼岳~聖岳 <易老渡から周回1泊2日>  

この2連休はどうも天気予報がスッキリしない。行きたい方面(東北・北アルプス・南アルプス)の降水確率が30~40%だ。富山ならば20%。富山で狙っているのは大日岳。しかし現在土砂崩れのため、登山道へ入る道に通行制限がかかっており、9時からしか入れない。これでは歩きたい周回コースがとれないため断念think
そうなると、小雨程度を覚悟で楽しめる山。私の感覚でいうと、南アルプスの苔生す森ならば小雨もガスも似合う。1泊2日の行程で2つのルートが思い浮かんだが、展望のいいコースほど視界が開ける時に歩きたい(赤石方面)。そこで今回は1日目は小雨とガスを覚悟、2日目は晴れてsun絶景を見る計画でこのコースに決定sign01

2010年8月2日(月) いつも通りの夜勤明け。用事を済ませ、ひと寝入りしてから車を走らせるrvcar 相模湖ICから中央道で飯田ICまでの長いことgawk 飯田ICから矢筈トンネルを経て152号線へ。
今回は便ヶ島で車中泊をして、入山は早朝から歩いて易老渡まで行く計画だった。ところが3日(火)0時を過ぎる頃には物凄い豪雨typhoonになってしまい、152号線から易老渡へ入る林道には滝のような水が流れ、土砂崩れも心配されたため途中で引き返し、152号線沿いにある『ていしゃ場』で車中泊とした。ここは駐車場が広く、トイレもわりとキレイで、昼間は登山案内所にもなっている。昨年‘光岳’に来た時に車中泊するにはいいなーと目を着けていた場所だ。
それにしても凄い雨rainもしもこのまま止まなければ遥々来たけれど、入山はしないと覚悟した。とりあえず4時の時点での天気予報と自分の直感で行くか行くまいかは決めるとして、まずは寝るsleepy

3日(火)4時。外はガスってはいるものの、雨は上がっている。ヤッタsign01携帯mobilephoneで天気予報チェックをすると、なんと降水確率が40%だったのが、20%になっているではないかhappy01 これは行けokということ意外の何ものでもない。林道に入ると昨晩の滝のような水はなかった。ダートと凸凹の舗装路ではあるが、問題なく易老渡へ到着する。すでに5時を過ぎていた。
便ヶ島に駐車すると、聖平小屋まで(途中の山に寄るとして)、コースタイムでは12時間45分。日帰りならそれもいいが、営業小屋に泊まる場合の礼儀としては遅くても15時には着きたい。そこで予定変更で車は易老渡へ駐車し入山。便ヶ島~易老渡間の35分は2日目に回すことにした。011

【1日目コースタイム】
易老渡05:31→易老岳08:13/08:18→希望峰09:08→仁田岳09:18/09:20→希望峰09:31/09:40→茶臼岳10:07/10:21→茶臼岳小屋分岐10:30→上河内岳肩11:28/11:32→上河内岳11:39/11:40→上河内岳肩11:44/11:48→南岳12:14/12:17→聖平小屋13:03 1泊夕食+お弁当¥7500

易老渡から易老岳までは、昨年晩秋に光岳に登った時に経験済みで、急登も覚悟できていたし、今回は営業小屋装備なので楽だ。
出発時は雨は上がっていたが、10分も歩くと小雨が降り始め、易老岳までは上がることなく降り続け、時には大粒の雨にもなり、曇りcloudでいいから上がってくれ~と願い続けていた。

写真はスギとヒノキの大木が多い『面平』
雨具を着ると暑くて汗ダラダラ。雨に濡れるか、汗で濡れるか、どちらもさして変わらないなー。014
雨が大粒の時にはこんな景色。
まだ幻想的と許せる範囲だ。
017
これ、ミミズ。
あんまり長いから撮ってみたsmile 020

シダや緑が豊かになると易老岳は間もなくだ。024
分岐の標識(光岳・茶臼岳)から少し奥まった、展望のない樹林帯の中に『易老岳』2354mの看板あり。027

易老岳から希望峰に向かう道のり。
シダがうっそうと平地にも斜面にもビッシリと生えていた。黄緑が明るく感じる。035
途中、池が幾つかあった。変化があって楽しいし、歩き易い道だ。036

希望峰 ここから仁田岳へのピストンなので、ザックはデポしてカメラだけ持参。046
雨は易老岳から上がっており、もう雨具は必要ないかと思っていたが、この仁田岳への道のりは、ハイマツが膝上まで、途中は胸くらいまでの木々をかき分ける場所もあり、木の水滴が見事なまでに全身をグッショリと濡らしてくれた。
ここまで濡れるとどうでもよくなる。
靴の中も水の中に足が入っている状態となり、歩く度にグチュッ!グチュッ!と音がするbearing039
でも、こんなお天気だから遭えるライチョウさん。ツガイで仲良くお散歩中note041

だ~れもいない仁田岳2523.8m
ここは晴れていれば展望が素晴らしいだろうなぁ。今は、ガスで真っ白なだけだけれど。
私はこの山の雰囲気が好きだ。057
仁田岳から希望峰に戻り、靴を脱いで逆さにして水を出し、靴下を絞って履き直していたところに、先ほど易老岳後に追い越した単独男性がやってきた。
彼は百名山狙いなので、仁田岳はパスするという。遥々盛岡から車でやってきたそうで、今晩は同じ聖平小屋に宿泊とのこと。
「ではまた小屋でpaper」と挨拶して私が先を行く。

希望峰から茶臼までの道のりには、こうした木道や池もあり、柔らかな景色で歩き易く気持ちも明るくなる。058

仁田池
ここから奥に水場があると表示があったが、私はスルー。

見よ!青空じゃsun0591 0601 033030
途中にこんなに可愛いお遊びがあったsnail020_2

茶臼岳 2604m

岩が多くなると山頂だ。腹ごしらえをするdelicious
すると次々に左右から登山者がやってきた。光小屋、聖平小屋から出発するとこの辺りでちょうど擦れ違うようだ。021
先に進んで振り返った茶臼岳。026

しばらくすると、また緑豊かな登山道となり、平らで広々とした草原地帯が出てくる。024 025
多種の花が混じりあうように咲いている。027
草原にくねったダケカンバが広がる。028 029
小道の両脇に花が増え、歩くのが楽しい。031 ヨツバシオガマが多く見られる。

ざれた道になってくると上河内岳への急坂は間もなくだ。030
今の時期、多くの高山で見られるタカネツメクサ。032_2
この大岩の紋様が独特だったのでアップで1枚。033 034

035 前方にテント装備の単独男性が一歩一歩を踏みしめるように、ざれた急坂を登っている。あのピーク越しに‘上河内岳肩’がある。036
上河内岳肩から見上げた『上河内岳』
遠そうに見えて近い山。ザックは肩にデポ。
ゆっくり登っても10分はかからない。037
上河内岳 2803m
残念ながらガスの中。039
上河内岳肩から下りとなり、高山植物も多い。
イワカガミ越しに見る『南岳』040
背の低い白シャクナゲも斜面に広がる。043
南岳山頂手前から振り返った、上河内岳が全容を現した。044
いつもヨツバシオガマとハクサンチドリを混乱するが、こちらがハクサンチドリだgood全然違うか…失礼。042
ひとつだけ開花していたので記念に。ハマナスに見えるが?! ここで見るのはなんか意外。045
ウスユキソウはこの辺りから聖岳も含め、沢山咲いていた。047 048 049
051
斜面に広がるマルバダケブキ。
この花もここと、聖岳への途中に素晴らしい群落で山を彩っていた。050
紫色のトリカブトも忘れてはならない。蕾がまだ多い。052
花に惹かれつつ、ようやく辿りついた『南岳山頂』 2702m
指差すは先ほど登った『上河内岳』053
南西方向にガレ場を見ながら歩くと聖平へ下る岩頭2561mに到達する。
右へ斜面をどんどん降りて行く。
その斜面から前方には聖岳がガスに包まれながらもシルエットを見せていた。大きい!054
樹林帯をしばらく歩くと…結構長く感じたけど…056
スパッ!と視界が開ける。
聖平だ。小屋の屋根がこの奥に見える。058
小屋は賑わっていた。
テン場は小屋前に広々と広がり、幾つものテントが張られていた。
受付を済ませ、寝床は19番と言われ、夕食とお弁当用の札2枚を渡された。

ここの寝具はシュラフだ。そんなこともあってか男女を分けることは全くしていない。
私の両側とも男性だった。

寝不足気味の私は、2階の更衣室で着替えを済ませてから、まずお昼寝sleepy シュラフでも少し寒いくらいだったが、至福のひと時だ。060
夕食が16:30からと早めなのが嬉しいconfident
ここで私の隣になったのが、希望峰で会話した盛岡の方。その他ご夫婦3組と単独男性2人の計10名程度でワイワイと会話をしながら、情報交換しながらの楽しい夕食タイムだった。
道すがら、ほとんどの人と挨拶は既に交わしており、お互い顔見知りになっているのも縦走の楽しいところだ。
「あの時、貴女がこれから晴れるって言うから降りずにここまで来ました。」とか、「速かったですね~。」なんてちゃんと覚えて下さっている。061

夕方には大分ガスは切れたものの、聖は見え隠れしていた。
玄関前からしばらく聖岳方向を眺めていたら小屋番さん?が、「木道のところまで2~3分歩けば、聖も茶臼もバッチリよく見えますよ。時には鹿太郎にも会えますから。」と教えてくれたので早速行ってみる。
おお!少し待ったら聖が悠然と姿を現した。
鹿太郎には会えなかった。062

そして希望峰からご縁のあった盛岡の方。
ちょっと笑えるノリで楽しませてもらったhappy01
後方には茶臼岳。

寝る前にトイレtoilet
小屋から少し離れた所にトイレ棟がある。
一応水洗だが臭いはそれなりにある。coldsweats01
小屋のトイレとしてはもちろんキレイだ。

ここは水が豊かで、蛇口を開けば飲める水がどんどん流れる。

明日の天気予報は‘曇りのち晴れ’と書かれていた。…う~ん、朝に晴れて欲しいんだけどthink19時にはすっかり皆さん就寝モード。シュラフにくるまりズラッと並んでいる。私もipotで音楽を聴きながら、あっという間に眠りにつくsleepy063_2

8月4日(水) 起床04:00前clock 周囲の方が3時頃から動きだしていたように思う。小屋の灯りも4時には点いたので、私も5時出発の予定だったが早めに行動開始。
外へ出てみると、な、なんと快晴sunではないかsign01
こんなことならもっと早く出発して、雲海から昇るご来光を拝みたかった。

昨夜いただいたお弁当のおにぎり1個を食べて、04:23に出発foot

【2日目コースタイム】
聖平小屋04:23→薊畑04:39→小聖岳05:08/05:16→聖岳05:59/06:04→奥聖岳06:15/06:29→聖岳06:44/06:53→小聖岳07:21/07:50→西沢渡09:41/09:48→便ヶ島10:17/10:24→易老渡10:46
064 なんとか日の出までに樹林帯を抜けたいと頑張って歩いた。

小聖前の斜面から富士山が現れた。
かろうじて樹林帯は突破できた。065

小聖岳 2662m
あぁあ~、ご来光は見られなかったなぁ。
仕方ないや、でも十分キレイだ。なんて思いながら撮影していたら、


066
頭の後ろから差し込むような光が現れた。
あらビックリsign01 そうかぁ、この場所からだと山の稜線から出て来るんだsun
慌てて向き直り、シャッターを押すcamera
急いだ甲斐があったhappy01068

あとは急ぐこともなく、気持ち良く聖岳へと景色を眺めながら登って行く。
花も岩の斜面に沢山見られたが、日陰になる側はキレイには写らない。069
朝露に輝くタカネツメクサと富士山。076
聖岳 3013m
ガレ場の登りではあるが、崩れる感じがなく、登り易かった。070
奥聖岳へと向かう道。
雲海、富士山、朝日に向かって歩く、サイコーに気持ちいい道のりだ。071
チングルマを代表として、ここにもお花畑が広がっていた。072
奥聖岳 2978.3m
本当に2日目の今日、きっちり聖岳で晴れてくれたsun 感無量。

360度の展望をじっくり味わう。

先行者2名の男性がおり、深夜0時に小屋を出発し、3時からご来光を撮るためにずっと山頂に滞在していたという。
富士の肩にオリオンが輝く素晴らしい配置が見られるのもこの時期だそうだ。そんな夜の景色から、刻々と移りゆく時間を眺め続けていたなんて、あー羨ましい。誰が今日のこの天気を予測しただろうか。彼らもラッキーだったと満面の笑みである。073
そんなわけで記念撮影camera 254

272 奥聖岳から聖岳へ戻る途中に振り返った、奥聖への稜線。277
再び聖岳へと戻る。
ぼちぼち小屋発の人が山頂に上がってきた。075
聖岳山頂に咲くイワキキョウ077

兎岳方向

080
聖岳から下山。
このザレ場を下り、真っ直ぐ稜線を辿る。
左の真ん中辺りに、小屋の赤い屋根が見えている。

082
早朝は暗くて写らなかった、マルダケブキの群落地帯。081

クルマユリは少数。
昔はニッコウキスゲの群落もあったというが、鹿の食害や、温暖化の影響で見られなくなってしまったようだ。085

薊畑の分岐を過ぎると直ぐに苔生した樹林帯に突入し、展望の開けないまま、ずーっと西沢渡まで続く。
お腹が空いたので、お弁当2個目のおにぎりを食す。
ここのおにぎりは小さくてしょっぱかったbearing 汗をかいた身体にはその方がいいのだろう。083 084 086 087

これら以外にも沢山のキノコが顔を覗かせていた。088
西沢渡。

沢の音が大きくなり、廃墟が見えたらもう西沢渡だ。
増水時に乗って渡る?ワイヤーロープウェイ。せっかくだからと乗ってはみたものの、ロープを引っ張るのが重くて重くてちょっと進むだけでも大汗sweat01せめて2人くらいで一緒に引っ張らないことにはとてもじゃないけれど対岸までは体力が持たない。諦めて下の橋から渡る。あー楽ちんnote089
渡ったところにこんな看板が。
あれ?荷物専用なんだsign02090
ちょうど車が1台通れる幅の林道(遊歩道)を鼻歌まじりに便ヶ島まで歩く。
緑の木陰が心地よいclover091
木イチゴかなぁ?と思ったけれど、お腹を壊したくないので味見はせず。092
この木は一体何種類の木から、何本の木から成り立っているのだろうeye093

トンネルをくぐると便ヶ島への道が左下へと誘導される。094
聖光小屋の関係者の方が撮ってくれた写真。095
便ヶ島って整備されたキレイな所だ。
これなら是非キャンプもしてみたいものだ。
車中泊もテントでも1泊\500。
一般駐車や自炊は利用料無料と看板にある。

冷たい紅茶をグビッと飲み干す。美味いhappy02096

手前が自販機とテーブル。
その奥に自炊場。
最奥左手にトイレ。
静かで自然豊かで、非日常を味わうにはいい所だ。夜空もキレイだろうな~night097

便ヶ島からてくてくと易老渡までを歩く。
易老渡までの道のりを思うと、この間の林道の方が道が良い。

途中途中こうして沢が林道に流れ込んでいる。この山の上には人間は入ることはないだろうし、コップ片手に水の味見をしながら、左手に見える沢を眺めながら易老渡まで。
山を見上げると、まだ10時過ぎなのに雲が沢山湧いており、あれでは山頂付近はまたガスだろうなぁ。098

易老渡 10:26着。
昨日より沢山の車が駐車してあった。
光岳方向から下山してくる人が数名続いた。
私はかぐらの湯spaへと向かうrvcar099
沢沿いにはずーーーっとこの紫ピンクの花が咲き誇っていたので、車から降りて1枚。100 遠山郷 かぐらの湯spa
道の駅に併設している。

ガラガラだったので露天でのんびり。
あー、これもまた至福の時間clover101
お風呂上がりはお昼ご飯。
遠山御膳?を食べようかと思ったら、今日はコックさんがいないということで作れないらしい。
結局この‘ジンギスカン丼’をいただく。
ジンギスカンは臭くてあまり好きじゃないのに、何故か食べたいと思ったから不思議。
柔らかくてジューシーなお肉だった。臭みはそれなり。それでこそジンギスカンだhappy01

天気は予想通り、いや2日目は予想外の快晴に恵まれ、このコースでバッチリだったscissors
平日だというのに、こんなに山で沢山の人に会うのは滅多とない。それはそれで楽しいものだ。
帰りはかぐらの湯を13時30分頃に出たのに、PAで1回休憩し、藤沢でガソリンを入れただけで帰宅は20時を回った。ああ、遠いい。渋滞も疲れるdash けれど、それに勝る山行ができて幸せなのだ。

さあ、まだまだ行きたい山、計画中のルートが沢山ある。またお天気と相談しながら、限られた時間の中で夏山を満喫したいと思うnotes

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