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2011年9月

『足長蜂』退治

先日の3連休は中央道で酷い渋滞に遭ったので、今回のシルバーウイークはとても遠出をする気にはならなかった。私は2連休だったのだが。

お隣さんが刺されてしまった『足長蜂』。これはもはや我が家だけの問題ではなく、しっかり退治しなければ近所迷惑になる。バス停が真ん前にあるし、この巣をめがけてスズメ蜂も飛来してきて危険なため、いよいよ退治することに決めた
P1050190

蜂は巣をぐるりと全体を取り囲むようにビッチリと着いていたのだが、台風の後からは巣と左の枝とに分かれて固まるようになっていた。

P1050191

ああぁ~こんなに沢山いるのに可哀そうだなぁ… でもなぁ…
また刺される人が出たら困るしなぁ。

やっぱりやるしかない
P1050198

市販の『一撃必殺ハチアブスプレー』を使用。

長袖長ズボン、山用の網ネットを頭から被り防御体勢はバッチリP1050199

8mは届くと書いてあったが、的である巣をしっかり狙うために、3m弱の距離からシューッと長押し。

何匹かは飛んで逃げたものの、ほぼ全部の蜂がボトボトと下に落ちて、あっという間に蜂の巣は空となる。
恐ろしいほどの効き目だ

P1050200


落下した蜂達。
そして空になった巣をハサミで切り落とす。

大きな巣だった。P1050205_2

庭に広がった蜂達を箒で集めるとこんなになった。

しばらくしてから、無事だった数匹が戻ってきて飛んでいた。

今度はもっと人のいない所に巣を作ってね。
裏山には木々がいっぱいあるのだから。

ちょっと切ない蜂退治だった。



 

~82歳のお誕生日~

2011年9月23日(金) 昭和4年生まれの母は82歳のお誕生日を迎えた

認知症になってから8年、施設に入って3年弱。色々な変化はあったものの、穏やかに毎日の生活が送れていることに感謝の気持ちが溢れる。P1050173

何人の人からも「おめでとうございます。」と声を掛けてもらった。
母だけではなく、私にも。
こんなに沢山の『おめでとう。』をいただけるなんて幸せなことだなぁとまた感無量

写真は施設の看護師さん2名と介護士さん1名である。

お誕生日プレゼントに部屋置き用のアロマをいただいた。P1050174

私は小さなブーケと苺のショートケーキを持参した。
久し振りに母の口に生クリームを入れてみた。…口は開いたままの無反応。少し待ってみたが無理だなぁーと思って拭おうとしたら、ムニャムニャごっくんと飲み込め、2口だけ食べられた 味がわかったかどうかは定かではないけれどP1050179

2人だけになってから記念撮影

また来年も再来年もこうして一緒にお祝いができますように

母の誕生を祝ってくれた方々、本当にありがとうございます

霞沢岳 日帰りピストン

9月18日は夜勤明け。翌日は雨だと思っていたので山行予定はしていなかった。眠い目をこすりつつ、通勤途中にあるジムへ寄り、少しだけ身体を動かしてから帰宅 そして、もう一度天気予報を見ると…なんと19日はに変わっているではないか15時かららしい。どうやら台風の動きが遅いようだ。
とはいえ、台風の影響は時間通りとは思えないので、遅くても15時までに下山できる山を考えた。
北アルプスの霞沢岳 2645.6mに決定
早速‘さわやか信州号の夜行バス’を調べてみると満席。そうか、世の中は3連休だった。
そうとなれば自分で行くしかない。仮眠をとってから夜発で行くことにした目指すは沢渡大橋、5時40分の始発バスに乗るのだ

P1050056 途中、諏訪湖SAで力尽きて寝るが、無事に沢渡大橋バス停上方にある、市営第一駐車場へ駐車 1日¥500

2011年9月19日(月)
沢渡大橋05:40→上高地バスターミナル06:05着
片道チケットだと¥1200だが、往復で買うと¥2000。勿論往復で購入 チケットは下りる時に必要。P1050060

3連休とはいえ、今日は最終日。駐車場もバスもガラガラだった。
今回はトレイルランの装備で行くか、登山装備で行くか迷ったけれど、天気が不安定であることや、足場が登山靴の方が向いているのではないかと想像し、登山装備で登ることにした。…失敗だった。

往路コースタイム 所要時間04:11】上高地バスターミナル06:12→河童橋06:15/06:17→明神06:45→徳本峠入口06:48/06:50→最後の水場→07:38/07:42→徳本峠・島々方面,霞沢岳分岐07:54→ジャンクションピーク08:28/08:32→P2 08:58→K1ピーク09:56/09:58→霞沢岳10:23P1050061


早朝の森は晴れていてもまだうす暗い。
写真ではボケてしまうのだ。

小梨平キャンプ場を過ぎて間もなくのところで勢いよく前のめりに転倒してしまった
少し前で靴紐を結わき直しているオジサンが驚きつつも、見ない振り後ろには誰もいなかった。ほっ

原因は、左の靴紐のループが長めで、右足の登山靴の紐を引っ掛けるところに引っ掛かってしまったのだ。どちらの足も前に出せず、勢いよく歩いていたので身体の重心は前にあり、そのままバッタリだ。
両膝と手の平でほぼ受け止めつつうつ伏せになる。
直ぐに立ちあがるが痛みがジンジン 普通に歩けず小股でヨレヨレ我慢しながら進む。「この先大丈夫かなぁ?」と不安になるが、次第に痛みは落ち着きホッとする。今日は一日注意して歩けという教訓だと心で呟く。P1050063

明神を過ぎて間もなくで‘徳本峠入口’の分岐標識が目に飛び込む。

誰もこちらに曲がる人はいない。
上高地からの登山では、一番人気薄ではないだろうか。

身体が温まったので、薄手のフリースを脱ぎ、長袖1枚となる。P1050064

徳本峠入口からしばらくは、このように軽トラが走れる程度の道幅の林道が続く。

これならトレイルラン装備ならば走れたのに。。P1050065 

木の小さな橋の1本目を過ぎると道幅が幾分狭くなり、2本目を過ぎると登山道らしくなる。

P1050068

右手に沢を見ながら、その縁を歩いて行く。

P1050067


沢沿いではこの花が主役だった。
ナデシコ系かな? こぶりで可憐だ。

P1050069

それまで右手に見てきた沢から離れる時に、沢筋の景色が開け、向かいの穂高が朝日に照らされていP1050071 た。

P1050070登山道はひたすらの九十九折り。
それも歩き易い、急登ではない登りだったので、ローカットの靴ならばもっと楽だった。

途中途中で沢が流れ込んでいるが、ここが最後の水場、そしてベンチが設置されていた。
水はほぼ満タンだったけれど、ちょっぴりでも注ぎ足しておく。

このほんの先にも水は流れていた。

P1050077

徳本峠小屋 と霞沢岳方面との分岐。P1050078

ここから尾根に出る箇所がある。
穂高とは逆側の風景が開ける。P1050079

九十九折りの道も、少々石はゴロゴロしていても基本的に歩き易い。 

ジャンクションピークが近づく頃にはだんだん急になってくる。P1050082

ジャンクションピーク 2428m
一人のオジサンが休憩中
うっかり三脚を忘れてしまったため、撮影をしてもらう
オジサンは昨晩徳本峠小屋に泊まり、仲間の16名が朝の5時から霞沢岳に向けて出発していると話してくれた。
ということは、団体さんが下山の時に擦れ違うことになる。 P1050143

地図にも載っている、小湿地。
ジャンクションピークを過ぎてからしばらくはぬかるみの道となり、歩きにくい。P1050085

こちらも南側の霞沢方向。背の低い笹が上部に多く見られる。P1050086

ジャンクションピークが1つ目、そしてこの‘P2’が2つ目のピーク。
このように‘P5’まで小さなアップダウンが繰り返される。結構しんどい

P1050088P1050093

P1050102

ちょっと美味しそうな実もあった。

P1050092
ずーっと樹林帯を歩いてきたが、P5を過ぎて開けると、後頭部へ照りつける太陽がキツイ。

P1050094


ピントが後ろにいってしまったが、リンドウがちらほらと目を楽しませてくれた。P1050098

少々のガレ場を過ぎ、穂高や梓川が見える気持ちの良いルート。P1050099   

K1ピーク前になると急登。
トラロープがつながっており、なければないなりに登れる道ではあるが、有れば使ってありがたいロープである P1050104
    

登り切るとK1ピーク。 
後ろの尾根は今、歩いてきた東側。

P1050105

北側の穂高には、もう雲がかかりだしているP1050107

こちらがこれから向かうK2ピーク、その奥に霞沢岳山頂。

遠く見えるが案外近い。P1050108

そうこうしている間にどんどんガスが沸いてくる。

やはり天気の崩れは予報より早そうだ。P1050109
風も強くなってきた。
稜線では雨に当たりたくはないので急がなくちゃ。

ジャンクションピークで写真を撮ってもらったオジサンの仲間達16名と擦れ違う。P1050110

下の沢筋は見えるが、穂高は消えてしまった。P1050122

霞沢岳 2645.6m

晴れていれば背後に穂高が見えていたはずだが、あっという間にガスに包まれてしまった

山頂には3組4名の方が先着していた。P1050120

こちらの単独のオジサンに撮影依頼
徳本峠小屋から登ってきたというが、その最中にズボンのお尻が破けてしまったと恥ずかしそうに立ち上がる。かなりバックリ破れていた  お気の毒。自分だったらどうするか?衣類を腰に巻きつけるしかないな。
西側の上空は晴れていた。P1050119

帰り道の稜線もガスが押し寄せている。
景色どころではなくなってきた。P1050127

ガスって美しいのは苔である。

P1050130

稜線の木々は少しずつ赤みを帯びてきている。P1050135

踏み外してはいけない崖が1ヶ所
普通に見て歩けば危険のない登山道。P1050139

樹林帯に入ってしまえば安心。
グラデーションが美しい葉っぱP1050154

帰り道はアップダウンが気にならなかった。
ただ、P2からジャンクションピークまでがやたら長く感じた

下に下りてきたら、また穂高がギリギリ稜線まで見えてきた。P1050162

沢沿いの林道から徳本峠入口までの静かな道は、登山靴でドスドスとかろうじて走り先を急いだ
雲行きが怪しい。

徳本峠入口から上高地バスターミナルへ向かう道に入ると、登山客も観光客もどっと増えるのでサッサ歩き。

そうそう、今日は2回も転んだのだった
2回目も1回目と同じに靴紐を自分に引っ掛けてハイマツ帯で前倒れ。同じく両膝打撲
紐を小さく小さく結び、その後はなるべく両足を左右に離して歩くことを心掛けた。

復路コースタイム 所要3時間3分】霞沢岳10:36→K1ピーク10:58→ジャンクションピーク12:06/12:09→徳本峠小屋分岐13:05→最後の水場12:37→徳本峠入口13:05→明神13:08→河童橋13:36→上高地バスターミナル13:39P1050167

予定より早めの13:39に上高地バスターミナルに到着すると、人で溢れかえっている尋常ではない。
なんと昼過ぎに上高地⇔沢渡間の山に土砂崩れがあり、一時道路が不通になっていたらしい。現在は復旧したものの、その影響でバスの発着が大幅に乱れ、私が乗る沢渡行きのシャトルバス乗り場は、上高地インフォーメーションの建物をグルリと並ぶ大渋滞
無論、新宿行きや大阪行きなど全てが遅れ、各事業者の添乗員さんなど走りまくっていた。 
それでも開通してくれて良かった。道路が通れなければ閉じ込めにあうのと同然だもの。
P1050170

バスターミナルで1時間30分程度の待ち時間で乗車できた。
上高地は14時前には大雨が降ってきた。
早めの下山は正解だった。

沢渡大橋駐車場の直ぐ下に温泉があったので温まる。

小さい施設で洗い場が少ないのが難点だったが、私はスムーズに利用できた。後ろに並ばれると慌ててしまう。

帰りの道も渋滞。中央道は小仏トンネル付近で30km。諦めて談合坂SAで熟睡 涼しくて眠るにはちょうど良い。0時近くに目が覚め、けんちん汁をすすってから帰路につく。翌日午前休みだったので気楽なものだ。

今になって両膝頭が痛い なんとも見事な転びっぷり。
明日にはアザになるんだろうな。イテテテテP1050172

南アルプス 白峰三山

今回は椹島を基点として、赤石岳~大沢岳~聖岳の周回コースで計画していた。
2011年9月11日22時頃に自宅を出発 畑薙第一ダムを目指した。翌朝8時の一番バスに乗り、9時に椹島入り。1泊目は赤石岳避難小屋、2日目に聖平小屋着の時間によって、そのま泊まるか、椹島まで下りて1泊しようかと計画書を書いていた。

ところが!! 東名の清水ICから静清バイパスに乗り継ぎ、梅ヶ島と井川ダムの分岐を井川方面に向かって間もなくのところで通行止めの標識が 右も左も通行止め。台風12号の大雨による土砂崩れによるものだった。ただ、標識の直ぐ目の前のことではなく、数10km先のことだった。ひょっとして行ってみれば迂回ルートがあるかもしれない…などとしばらく車を停めて思案したが、畑薙第一ダムまであと60km以上ある。暗いくねった道をそれだけ進んで、もし通れなかったらもう動ける体力がない。せっかくの3連休だし、お天気もいいのでどうしても山に登りたい。…そこで思い付いたのが、もう一つ行きたいと思っていた白峰三山。
ここから奈良田はどのくらいで行けるのか、ナビにセットしてみると100kmちょいだった。下道だけれど、道は悪くなさそうなので急遽変更してそのまま奈良田へ向かう。深夜1時頃のこと。
途中、居眠り運転になったので、広場のようになっているところで仮眠。ハッと目が覚めたのが4時。急いで奈良田へ向かい、到着は7時過ぎだった。P1040855
9月12日(月)  広河原行きのバスが8時始発だったので安堵。片道¥1100

以前から頭に描いていたコース。
広河原→北岳→間ノ岳→農鳥岳→広河内岳→大門沢から奈良田へ下山の1泊2日だ。

しかし今回は予定外だったので地図も持参していない。もちろん計画書もない。
もしも山岳会に入っていたら、こんな突発的な変更と準備不足の登山は許されないことだ。
ちょっと罪悪感を感じながらも、何度も地図を開いているコースだし、メジャールートなので標識や登山道もしっかりしているだろうし、コースタイムも今回計画した赤石岳よりも楽だし特段危険はないと判断。P1040860

広河原には08:45着
トイレを済ませ、さてどのルートから登ろうかと吊り橋を渡ると直ぐにこの看板。

こちらも台風の影響が出ているのだった。
そういえばここまで向かう河川の増水と濁流はこの快晴に似合わない激しさがあった。

必然的に白根御池小屋ルートを登ることになる。P1040864

このルートは、前回北岳に来た時に下山で使ったルートなのでイメージは残っている。

水場が4本前後こうして出てくる。
水量は前回より多めだが、濁ってはいない。
水際は涼しくて気持ち良い。 P1040865

樹林帯の急坂をぐんぐん登って行く。
結構ハード。

白根御池小屋へ到着。
ここまでは数名の単独男性を追い抜いたが、圧倒的に下山者が多い。
そうか、月曜日だからか。
そして、大樺沢ルートが通行止めなので皆このルートを通るわけだ。

広河原出発が08:55と遅かったので、先を急ぐ。P1040868

白根御池からしばらく登って振り返ると、中央下に御池、後方には鳳凰三山が連なっている。

P1040871
白根御池からは太陽の陽射しを全身にガンガンに浴びながら、消耗するのを感じながらの登りだった。

ここを登りきるとやっと稜線。長かった。

P1040874


こちらも来た道を振り返って撮影
鳳凰三山のオベリスクまで見える。P1040876

進行方向右手には、南アルプスの女王である『仙丈岳』がゆったりと伸びやかな姿を見せている。
足元の草は赤く色づき始め、秋の気配だ。P1040878

見晴らしが良いと気持ちのイイ稜線歩き。

P1040879

北岳肩ノ小屋へ到着。
ペットボトルのお茶を1本購入。¥400
後ろの一番高いところが北岳山頂だ。P1040883
 

右手の高くて平らな所が山頂で、数名が立っているのがわかる。
もうすぐP1040890

北岳山頂 3192.4m

ほんの少し前まで快晴だったのに、山頂に到着した時にはこのように雲

前回同様展望がきかなーい
それもショックだけれど、それより勢いよく沸いてくる雲、暗い雲…雨に降られたら嫌だなぁと思い、まだまだ歩かなければならない農鳥小屋を目指す。P1040891

八本歯のコル分岐。
こちらにも通行止めの看板が出ていた。P1040882 P1040892 P1040894 

この時期、紅葉には早く、花はほとんど終わっている。
そんな中で頑張って咲いてくれていた花達。

P1040914 P1040901 P1040902

P1040893北岳から間ノ岳方面。
鞍部に北岳山荘の赤い屋根が見えている。
案外遠い。P1040896

草が緑から黄色へと移りゆく途中。P1040897 

北岳山荘。
もうガスの中。
なんだか重~い気分。雨が降ってきたらここで泊まってしまおうかとも思う弱気だったけれど、13時。やはり農鳥小屋まで行くことにする。P1040898

黒っぽい雲が少し白く明るくなってきた。P1040899

中白根山 3055m
登山道から1分程度脇に、小高くなっている所にこの標識が立っているのが見えたので寄る。

何も見えなーい。 P1040905

ガレた道を進む。
北岳を過ぎると人がガクっと減る。
さらにこの時間で北岳山荘を過ぎると静かな山歩きだ。
晴れていれば快適。ガスっていると寂しい気持ちにもなる。

P1040907


間ノ岳山頂 3189.3m

青空が見えた╲(^^)╱

ずっと帽子を被っていたので脱いだらボサボサ、お疲れ気味P1040912

間ノ岳から5分も下ると眼下に農鳥小屋が見えた。
本日の行程はあと下るのみ。ほっとした。
後方の山は明日歩く、農鳥岳方面。

P1040918
間ノ岳から農鳥小屋までの道は、急なガレ場だ。滑って落ちたら止まりにくそうなほど。
そこを過ぎての緩斜面。P1040919 

やっと着いた。 農鳥小屋 15:04

いい噂を聞いたことのない小屋だ。
でも、疲れている私にとっては救いの小屋だ。

1泊2食付きで¥8000 P1040920

大きな1室の右と左に分かれて寝る方式。
こたつが暖かい。
造りが古く、ちょっとジメっとしているが、使い勝手としては悪くない。P1040922

荷物を置いて、受付の際に名前と年齢、住所、電話番号、どこから来てどこへ行くのかを訊かれる

私は当たり前のように、広河原から来て、明日は大門沢を下りて奈良田へ下山すると言った途端、睨まれた!
「大門沢は通行止めよ。通れないよ。調べてこない貴女のミスね!」とハキハキ?ズケズケ?厳しい表情で強い口調で言われる。
その勢いにも少々驚いたが、それよりも明日下山を予定していたルートを下りられないとなると、また今日来た道を戻らなければならないことがショックだった。あのガレた急坂である間ノ岳と北岳を登り返すなんて、
ひぇ~~~っ 疲れているから余計にこの瞬間のダメージは大きかった
でもダメだと言われるのだから考える余地はない。
「明日は農鳥岳に行ってから広河原へ戻るのか?」と訊いてくるので、「縦走できないのなら、もう農鳥も辞めて引き返します。」と弱気発言をした。すると「なんで農鳥岳までピストンすれば縦走完了じゃない。行けるよ」と言われる。私はすっかり意欲を失っていたので、気の無い返事をしてその場は終わった。
寝不足だし、久し振りに荷物を背負っての登山だし、もう疲れた 夕食まで寝ちゃえP1040921

私の後に単独の女性1名、男性2名が到着する。
「こんな遅い時間になって!食事付きならせめて15時までに入ってもらわないと」と怒られている。60歳過ぎて怒られる経験はあまりないのだろう。ズバズバ言われて皆恐縮している。
私は15時4分過ぎに入ったけれど、アポを取っていないと怒られたんだけど

そして17時過ぎから夕食。
別棟の小さな小屋が食事場。ご覧の通り、具だくさん味噌汁に、ヒジキと高野豆腐、乾燥山菜の入った煮付け、そして漬け物類だった。
今時の山小屋にしたら質素な食事だ。悪い評判は何度か耳にしたことがあった。けれど私にしてみれば、瓶詰から出しただけの物だけでなく、レトルトでもなく、きちんと栄養価があり、甘めの物と塩気の物があり、ご飯の進むおかずであり、汁物もたっぷり。何より手作りの美味しさがある。私は一人でこの小屋を切り盛りしている、歯に衣着せぬズケズケトークの小屋番さんに人間としての温かみをとても感じた。P1040927

黒い雲はいつの間にか去り、青空が出てきた。
涼しくて、いや寒いくらいで清々しい空気だ。

青い屋根の小さな建物がトイレである。
正面に見えるのが女性用、手前の欠けて写っている屋根が男性用。分かれているのがありがたい。

P1040924
これ、トイレの中。
ただそのまま穴が開いているだけ。下にトタンが敷いてあり、そこに直撃して流れ落ちていくタレ流し状態。拭いた紙は横のビニールへ入れる。
床が斜めでなんだかコケそう、抜けそう、落ちそうで怖い
このご時世で珍しい。
キリマンジャロ登山を思い出す。しいていえばドアがあるだけマシかも。
暗いと尚怖そうなので、明るくなる朝までは絶対に行かなくて済むように気をつける。

P1040926

犬を3~4匹飼っていた。これまた珍しい

夕方、外で景色を眺めている客それぞれに話し掛けている。
それもズケズケ悪態をつくけれど、笑顔もチラッと見せたりして微笑ましい。
私は何を言われてもヘッチャラチャラ。小屋番さんには悪意がないのがわかるから。

P1040932

そして中心にブロッケン
わかるかなぁー?うっすらと。

陽も暮れて、こたつに入って宿泊客と情報交換。
最後に到着した単独男性が、通行止めのはずの大門沢ルートから登ってきたのだった。奈良田には通行止めの標識などが出ていなかったから気付かなかったという。私も奈良田を通過した際、特にそのような情報、標識は見掛けなかった。知っていたら農鳥小屋までは突っ込んでいない
大門沢ルートは、大きな渡渉地点の橋が3つ流され、2つまでは既に復旧されており、3つ目が工事中だったという。それより上流では、水量が多く、流れも速く深さもあるが、石の上を跳んで渡れば問題ない。石は滑りにくいタイプで、沢の幅は広くはない。自信がなければザックを向こう岸に投げてから空身で跳べば楽だと言う。
そして小屋番さんからの情報では、前日4人パーティでその沢を下りている途中、ザイルを張ったけれど女性1名が足を滑らし流され、今日遺体が収容されたとのこと。水量が多く、道も荒れているから絶対に行くなと言う。
私と同じ、大門沢への下降ルートを予定してきた年配の単独女性は、間ノ岳、北岳をまた登り返す広河原へのピストンはしたくないということで、言葉を濁しながらも大門沢へ下りる決心をしたようだ。以前にも通ったことがあるという。
私も迷った。農鳥岳に行き、大門沢を下降する方が歩いたことのないルートで楽しみは大きいし、何より楽だ。時間的にも短時間で済むので、その分慎重にゆっくり行けば下りられないとは思えない。登ってきた男性の話からすれば、自分の体力と経験を踏まえて問題ないと思えた。
けれどうっかり足を一度滑らせたら多分流される。亡くなられた女性のように。そしてケタは違うが、この夏に上ノ廊下で流された中司氏のことも頭をよぎった。
小屋の就寝は19時。 明日は農鳥岳を登頂後、9割9分の心つもりで大門沢から下りようと思いながら寝たP1040937

【1日目コースタイム】広河原山荘08:55→白根御池小屋10:10/10:15→二俣分岐11:09→北岳肩ノ小屋11:47/11:51→北岳山頂12:19/12:26→北岳山荘13:01→中白根岳13:30→間ノ岳14:13/14:23→農鳥小屋15:04泊

9月13日(火) 昨日は見えなかった富士山のシルエット。P1040943

西の空にはまだ月がP1040945

ゆっくり寝たら、体力・気力充実。
疲れている時に考えることと、元気な時に考えることとは大分違ってくる。

携帯電話は電波が3本立っても夕方はプツプツ切れてほとんど入らなかったが、朝は通じていた。
着信していた友達からのメールなどを読んでいると、苦手な沢でリスクを冒すよりも、多少時間がかかっても元来た道を戻ろうとすんなり思えた。P1040947

そうだ、ガスのかかっていない北岳はまだ経験がないのだ。今日は雲が上がる前の午前中に北岳に立てればきっと絶景が見えるはず

P1040951

小屋番さんに言われた通り、朝食を4:30から食べ、05:11には農鳥岳に向かって小屋を出た。

登っている途中でご来光を拝んだ。

振り返ると眼下に農鳥小屋、バックには間ノ岳が朝日に照らされている。

P1040961
西農鳥岳がどこにあったのかわからないまま、稜線をトラバースしながら農鳥岳へ向かう。

P1040967

農鳥岳 3025.9m
後ろに間ノ岳、そして北岳が聳える。P1040969

富士山も雲海を従えて頭を出している。

P1040973

ズームアップで、三角点と富士山P1040982   

朝食無しで先行したお2人。
今日、熊ノ平小屋へ向かう予定のオジサンとは農鳥岳山頂で会い(農鳥はピストン)、大門沢を下降する年配女性は追い越し、戻る時にまた会った。
私が広河原へ戻ると言うと、「どうしようかしら。怒られる(小屋番さんに)わよね。」と言いつつも、戻ることはしないだろう。
実際、体力とスピードを考えた時、私は戻る方が安全なのは確実だが、そうでない場合は決して北岳周辺が安全だとは言いきれない。ゆっくり慎重に沢を下りる方が足が持つ可能性も高いのではないか。どちらを取るかは自己判断、自己責任。どうぞ本当にお気を付けて。P1040985

山頂の景色を堪能し、農鳥小屋へと戻る。

小屋には荷物を置いてはいかなかったが、念のため、小屋番さんに戻ったことの挨拶をした。
すると直ぐに「あのオバサンはどうしたかね?」と心配そう。「わかりません。私が戻る時にはまだ登りでしたから。」と答えておいた。
「きっと大門沢を下りるね。仕方ない。あそこまで言ったんだから、もうあとは自分で決めるんだろうからね。」と渋い笑顔だった。
でも、‘怒り’ではなかったこの反応を他の人達にも見せたかった。本当に登山者の身を案じて言う注意なのだ。口は確かに悪いけれど 「コーヒーでも飲んでいくか?」「いえ、先を急ぎます。」とお礼を言いつつ小屋を後にした。おじさん、ありがとうP1040988

間ノ岳へ上がる手前の紅葉

P1040999

間ノ岳山頂

1パーティーが独占にてスルーする。
標識の向こうに富士山。

P1050001
岩稜地帯P1050006 

これを下ると鞍部に北岳山荘。

そして眼前に北岳がクッキリ。

P1050009

北岳山荘からも富士山が目の前だ。

P1050016
頑張って登り返して北岳山頂 09:43

昨日とうって変わっての快晴
陽射しが強くて耳が痛いので日本手ぬぐいでほおっ被り。

P1050017
昨日は12時を境にいっきに雲が沸いてきたというが、今日は10時過ぎには沸いてきていた。間に合って良かった。P1050022

北岳山頂からの稜線下り。P1050029

ハイマツの緑、草の赤、これからもっと色づいてくるのだろう。 P1050023 P1050012  

P1050032

白根御池とトリカブト

P1050033

白根御池の畔。

ガスで鳳凰三山の上部が隠されてきた。

ここから樹林帯で、最初は小さなアップダウンがあるが、最後はひたすらの急な下りとなる。

帰りの広河原→奈良田行きのバスの時刻を見て来なかった。本数があまりないことだけは記憶にあったので、途中から気になり、時間の切れ目○○時00分だろうと勝手に想像し、12時00分までに下山してみようと思った。
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【2日目コースタイム】農鳥小屋05:11→農鳥岳06:06/06:13→農鳥小屋06:54/07:05→間ノ岳08:00→中白根岳08:28→北岳山荘08:45/08:52→北岳09:38/09:52→北岳肩ノ小屋10:08/10:10→二俣分岐10:30→白根御池小屋11:02→広河原山荘11:55

急いでいる私を見掛けたタクシー受付の人が、「どこへ行くの?」と声をかけてくれたので、「奈良田です。」と応えたら、「あー、11:50発で今出たばかりだよ。次は16時まで無いよ。」だって 
いくらなんでも16時までボーっと待ってはいられない。タクシー料金を聞いたら一人なら¥7000だって。時間とお金を測りにかけ、時間をとった。
あ~あ、踏んだり蹴ったりだ。

9人乗りのタクシーで奈良田へ戻る。
途中、バスを追い越し12:36に到着。P1050038

一度は入ってみたいと思っていた、憧れの温泉、『奈良田温泉』だ。

奈良田第一駐車場からも裏から登れたようだったが、その階段に気付かず、民族資料館の駐車場に車を移動し、坂と階段を登り切ると温泉施設がある。

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趣きのある建物だ。

食事処もある。

¥500を支払い、大広間を横目に通過すると浴室へ続く坂道がある。P1050041 

温泉入口P1050053

適応症がいっぱいある。成分表も撮ったがボケてしまった。P1050052

無色透明の美しい湯で、ヌメヌメだった。
飲用ができるということで、ニッコリ撮ろうと思ったのだが、硫黄臭さについウッ!という本音の表情になってしまった。味は印象に残っていないP1050051

木造りの浴槽だが、熱めの湯と温めの湯とに分かれている。
温泉がヌメヌメなので、浴槽内がとても滑る。
セルフタイマーの時間内で移動するのが大変

露天風呂がないのが残念だが、泉質は美肌効果のありそうな素晴らしいものだった

13:40には奈良田を出発し、自宅への道をひたすら走ったが、帰宅は19時。これといった渋滞は16号線から横横に乗るところくらい。
距離は遠くはないけれど、北アルプスの方が時間的には近く感じるドライブとなった。

今回はハプニングだらけの山行になってしまい、少々お疲れモードだけれど、きっと後から思い出すといつまでも心に残る山旅になったのだと思う。

同僚の送別会in上大岡

2011年9月9日(金) 職場仲間の送別会が上大岡の‘がちま家’で行なわれた。
ここは沖縄料理のお店である。

お料理は、ジーマーミ豆腐・ミミガ―・海ブドウ・ゴーヤチャンプル・カーリーポテト・ラフティ・タコライス・さとうきびアイスなど、ベーシックな沖縄コース料理だった。
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送られた人は向かって左の‘くるるさん’。
一緒に働いたのは約2年半。彼女の職場での存在感は10年くらいはあるだろう。P1040850

‘くるるさん’の横には、毎度飲み会では一番の酔っ払いへと豹変する‘ファンタジアどん’
そして反対側に座る元マネージャー(現在は他施設のMG)は、キックボクシングをやっており、スタイル抜群、仕事、プライベート、家庭と見事にこなすカッコイイ人だ。P1040851

うちの部署には男性職員は2人いる。その1人が主任の彼である。そして契約社員さん、パートさん、私。
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送別会だというのに、ちっとも辞めていくという気分にならない。ピンとこないのだ。
明日は一緒に夜勤をして、それが最後の勤務になる。それが終わるとお別れ気分になるのだろうか?

そんなわけで仕事の思い出話を特にするわけでもなく、なんとな~くの飲み会だった。
くるるさんとは11月には‘横須賀マラソン 10km’のレースにも参加する約束になっているし、今後もお付き合いは続くので、ひとまず仕事は一休み。
心の充電と、身体はしっかり鍛えてもらって、RUNに山登りに美味しい物ツアーへと一緒に楽しませてもらいたいと思う。
そして新しい仕事についてもまたゆっくりと話を聞かせてね。

お疲れ様でした。ありがとうございました

槍ヶ岳日帰りピストン~上高地より~

2011年9月6日(火)夜勤明け。
fukusuke2号さんから、富士登山競走でご一緒した際に、『上高地からの槍ヶ岳夜行日帰りピストン』を計画していると伺った。ここ2~3年?続けてお仲間と行っているらしい。
距離やタイムからみて私には厳しいものがあったが、ピストンならば時間を見ながら引き返せば良いので参加させてもらうことにした。
アルピコツアーさわやか信州号の『上高地の休日プラン 朝食付き ¥9800』を利用。

私は横浜駅東口を21:30出発の夜行バスに乗車。新宿でfukusuke2号さんと合流。
今回は参加者が私だけになり、2人で行動することになる。P1040752
新宿を23:00出発で、上高地には7日(水)05:40頃に到着した。お弁当の受け取りが6時からだったので、先にトイレで着替えや洗面などを済ませ、朝食も食べてからお弁当を受け取る。不要な物は荷物預かり所に預け(1つ¥400だった)いよいよ出発。

トレイルラン姿の人は周辺には見当たらなかった。P1040757
今日の上高地は快晴 気温は低く、走るまでは厚手のフリースを着てちょうど良いくらいだった。

河童橋までの3分は歩いて行き、そこで最後のトイレを済ませる。P1040761

待っている間に台に乗せて走る前の元気な姿を撮影

P1040770河童橋で準備万端、06:20に出発となる。

横尾までは横に並んでお喋りしながらの軽快RUN。P1040771

fukusuke2号さんからは、往復36kmと聞いていたが、この標識では横尾を中間距離として11kmずつの往復44kmの表示だ

近頃全く走っていない、登っていない私にとっては恐ろしい距離なのだ
でも、もうここまで来たらどうでもいい。目指すは槍ヶ岳山頂のみ

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横尾からはちょっと道が凸凹したり、細くなったりする。
fukusukeさんにしっかり付いて走る。

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槍沢ロッヂでトイレ休憩

私は槍ヶ岳は今回で2回目。
1回目は10年前に同じく上高地から入ったのだが、ザックの重量が22kg超えで最初で最後?のバテを経験した。
殺生ヒュッテまで行くはずが、ババ平でダウンしテントを張ったのだった。苦い経験として忘れられない。P1040784

小屋前に望遠鏡がセットされており、覗きこむと槍の山頂がハッキリ見える。
人の姿まで見えそうだった。P1040783

私のバカチョンカメラのズームではこれが精一杯。

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懐かしのババ平。
ここには水場もあり便利なのだが、沢筋なので早い時間から陽が陰り寒いのが難点だ。P1040789 

標高が上がると景色も開けてくる。

周囲の花はアザミが枯れかけ、リンドウやトリカブトは美しかった。
帰りのバス(16時集合)に乗るには、11時までに山頂に立たなければ時間的に厳しいと聞いていたので、行きはひたすらに登ることに専念。P1040790

fukusukeさんがだんだん離れて行く。
足が重い。1ヶ月半のブランクはやはり効いており、足が上がらない、前に出ない感じ。

P1040792 「後ろを振り向かずに遠慮なく行ってください」  と何度か言ったが、途中途中で待ってくれた。

やっと槍が見えた\(^o^)/

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真っ蒼な空と大槍をバックに記念撮影P1040796

頑張って、踏ん張って、気力で登って槍の肩には10:30到着。

この写真の中に、しっかりチョロっと富士山が映っているのだ。P1040799

風が強くて冷たい。
防風用の薄いジャケット+雨具の上まで着込んでからピークを目指す。P1040800

10年前の記憶には、こういう岩場があったことを忘れている。結構な高度感と緊張感のある岩場だ。
最後に梯子が1本掛っており、それを乗っ越すと祠のある山頂だと思っていたのだが。。P1040803

梯子は1本ではなく、何本もあった。記憶なんていい加減なものだ。

岩や梯子に慣れない人が多く、スロースローの渋滞。P1010604

そしてようやく『槍ヶ岳 3180m』に無事登頂。10:55でギリクリア。P1040805 

360度の大展望P1040807

穂高もクッキリ!

この梯子から下山開始。P1040810 

登る時は「降りる時は怖そうだなぁ~。」と思うのだが、実際に下ってみると登りよりも簡単だった。P1040811

私も決して岩登りに慣れているわけではないが、経験が浅かったり、怖がる人ほど岩にピタッとくっついて足元が見えていない感じの動きをする。

何より安全第一

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身体が冷えてしまったので、風が当たらず暖かいところまで一気に下りる。

そして水場休憩。
おにぎりの向こうにfukusukeさん。

fukusukeさんは下りが苦手だそうだ。
登りはあんなに速いのに私にしてみれば不思議

P1040813 下山時には立ち止まりながら花を観賞。
もう秋めいている。P1040820

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ナナカマドが色づく季節もこのルートは美しいだろう。P1040825

ハプニングは突然やってくる

たった今2人で「安全第一」だと話していたところでfukusukeさんが転倒 コメカミ付近から血が吹いて、一瞬私も血の気が引いた。

まずは安静にして圧迫止血。
出血は多いが、止まるのも早い。
傷口にペーパーを厚く丸めてバンドエイドで固定し、その上から頭にタオルを巻きつけた。他には右腕の打撲による痛みと痺れあり。骨折はしていないと思われたが、とりあえず槍沢ロッヂまでをゆっくり下りて状態を観ることにした。メガネが掛けられないのでより慎重に下る。
P1040830 P1040837 P1040840

槍沢ロッヂで出血部位を確認すると、ほぼ止血できている。タオルは外してペーパーとバンドエイドのみとした。
骨は大丈夫そうだった。良かった。
しかし走って循環が良くなればまた出血する恐れがあった。
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横尾からは私がついて行くには結構ギリのペースまで上げて走る。

明神で休憩を取り、河童橋まで時間内に戻る。

バスターミナル前で預けた荷物を受け取り、ササッとシャワーを浴びる。
シャワー室利用料が¥100。3分¥100のシャワーが使える。石鹸・シャンプーなどの設備はなし。購入可。利用は16時まで。

【おおまかなコースタイム】河童橋06:20→徳沢07:05→横尾07:31/07:38→槍沢ロッヂ08:17/08:24→ババ平08:39→槍ヶ岳山荘10:30/10:35→槍ヶ岳山頂10:55/11:10→槍ヶ岳山荘11:21→12:20アクシデント発生→槍沢ロッヂ13:14/13:31→横尾14:19/14:23→徳沢14:49→明神15:14→河童橋15:35→上高地バスターミナル15:38

安堵、スッキリしたところでソフトクリームを食べ、16:30上高地バスターミナル出発→新宿21:00着予定のバスに乗車。

中央道にのるまでは少々渋滞していたが、20:50には新宿へ無事帰着

長いような短いような一日だった。
一日通して快晴に恵まれ久し振りの北アルプスを堪能できた。

トレイルランを知ってから、槍ヶ岳日帰りは一度はしたいと思っていた。自分では新穂高からを考えていたが、今回は上高地からであったが日帰りバス利用は楽だったし、時間的にも思ったほど厳しくはなかった。
ただ久し振りのRUNと登山だったので筋肉痛と関節痛は避けられない それは嬉しい悲鳴かも
ある程度走っておけば、もう少し楽にピストンできそうだ。いずれ新穂高からも行ってみたいと思う。

fukusuke2号さん、色々お世話になりました。一人ではとても実行のできない計画でした。
お喋りRUNは走っている時間が短く感じました。
トレイルランの場合、荷物はほとんど持たないので、アクシデントが起きた場合の対処として、最低限必要な物などについても改めて考えることができました。大事に至らず良かったです。
爽やかな気候の中で大好きな山を走り、登ることができ、満足の一日でした。ありがとうございました  

2011 『梅酒の会』 開催

9月4日(日) JR大磯駅に13:45集合。
台風12号の影響で、東海道新幹線が一時停止しており、浜松から参加の松本さんが無事に来られるかと心配したけれど、停止前に乗車されたそうで、一番のりで大磯へ到着。駅前を散策されてから余裕の合流となった。
駅前にはタクシーが並んでいたので、2台に分かれ‘いぶし銀邸’へ向かう
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路地を入って直ぐの所にお洒落で立派な‘いぶし銀邸’はあった。

中へ通されると、すでにテーブル準備が整っており、お手製ランチョンマットには『山大好き♭温泉好き好き♭ 梅酒の会 2011.9.4 』の印字までされていた。
いやいやビックリ!
人を招く心意気を‘いぶし銀さん’に教えてもらった。ありがたいと心から思った。P1040709

今回のメンバーは、男性3名、女性5名の計8名。
現職場の‘いぶし銀さん’と‘くるるさん’以外は皆さん初顔合わせ。
自己紹介をしながら、持参されたお酒のウンチク?をしてもらうことにした。
まずは浜松からお越しの‘松本さん’。1年半前に沖縄の民宿で出会い、それからブログでは時々登場して下さっており、鳥のことにはめっぽう詳しい。
今日はびわ酒を持参してくださった。
びわ酒は今日勢ぞろいしたお酒の中ではどれよりも甘くて、びわの香りがほのかに感じられ、またコクもあった。P1040710

お隣に座るは‘くるるさん’
ブログ上のコメント登場はないけれど、ディズニーシーや、職場の厚生会などの記事では顔出し登場してくれている。

新潟に知人がいるという彼女の持参は『こしのはくせつ』という新潟の酒造で造られた、日本酒で漬けた梅酒である。

今回欠席のマナティから郵送された『立山 梅酒』も富山産日本酒梅酒であるが、どちらも品の良い日本酒の香りと、口当たりはホワイトリカーと違ってサラリとしており、甘みにしつこさがなく洗練されているという印象だった。日本酒だともっと酒臭さが残るのかと思いきや、想像と違う透明感が感じられた。
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現職場スタッフの‘いぶし銀さん’は色々用意して下さったが、ここでは『梅一途』を紹介しておきたい。
お酒の飲めない私の感覚でいくと、梅酒の中ではこれが一番香りも口当たりも良く美味しかった。梅の酸味が効いていて、甘みもほど良く天然っぽい味。グラスに数mm注いで、大きめの氷をクルクル手の中で溶かすといくらでも飲めそうな気になる危険なお酒でもある

そして‘つばささん’
今年春先に塔ノ岳の尊仏山荘で出会った方。あの時は小屋番さんの他には私達2人しかお客さんはいなかった。その場ではお互い名乗るようなことはしなかったが、たまたまブログで再会?できた。人の縁とはどこでつながるのかわからないものである。
彼のご持参は『すだち酒』だ。これがまたサッパリスッキリ、でも甘みがあって、すだち=酸っぱいという印象だけれど(私は大好きで水炊きでは欠かさない、でも普通の酢は苦手)、私は梅酒よりも飲みやすく、そのものも美味しいけれど、食べ物も邪魔しない、飲み屋さんに置いて欲しいなぁと思う1本だった。P1040736

‘tabetai 3号’は、横浜こぶしの会という、神奈川県労山加盟の山岳会で6年ほど一緒に活動した同期生。
私が先に辞めてしまったのだが、彼女はその後も県連の仕事にも携わったり、会のためにも随分貢献した人だ。
私達は岩登り(クライミング)が好きで、一時は熱心に室内壁にも通ったものだ。
最近では西丹沢の読図山行でブログ登場してくれている。
彼女のご持参は手作りの2年物梅酒。
梅酒は年ごとにその色が濃くなっていくというのが皆さんのご持参品でよくわかる。そして味はというと、私はその差がイマイチわからず、皆さんの言葉を借りると「熟成された味」という違いがあるようだ。彼女もお酒は舐める程度しか飲めないので、私の寸評の意味は理解してもらえるだろう。P1040716_3

‘どらにゃんこ’は毎度のコメント、そして写真にも登場してくれる当ブログでは主役級。そしてこの『梅酒の会』開催の火付け役でもある。
にゃんこは元職場仲間であり、母がお世話になっている施設の法人内で在宅の仕事をしている。
今日はご覧の通り、手作り梅酒を2004年、2006年、2007年、2008年度物と4本持参してくれた。ペットボトル1本1本に作成年月日と内容まで書いてある几帳面さだ その中で特徴的だったのが、2007年にウイスキーの山崎で作ったという梅酒である。
ウイスキーの香りと喉に来る強い刺激や辛さが飲めない私には受け付けられなかったが、飲める皆さんには1番、2番を争うほどの好評だったP1040717

全てのお酒を別テーブルに並べ、記念撮影

大阪のあんちゃんから受け取った梅酒も並んでいる。
こちらも皆さん味わうと、「あれ?ちょっと違うね、ブランデーだ あんちゃんのだね、へぇ~美味しい。」と、説明なしでもきちんとわかっていた。流石だ。

こんなに沢山集まったけれど、飲めない女性が3名。さてどのくらい減るのだろうか?

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約1時間の遅れで‘ぺこちゃん’登場。
午前中の仕事を終えて、横浜から駆けつけてくれた。
自衛隊病院時代に同じ内科病棟勤務だった。あれから10年ぶりの再会である。
お上品さは時が経っても変わらない。
フラワーアレンジメントに手作りの一品、そしてもちろん手作りの15年物梅酒を持参してくれた。

P1040735 見よ!この瓶詰めが15年物の梅酒だ。
色がこげ茶色に澄みわたっている。
お酒の飲めないぺこちゃんだからこそ、ここまで残しておくことができたのだろう。

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‘どらにゃんこ’が‘松本さん’に15年物をお勧めしている様子。
まずは香りから…P1040729

2人はセッセと開封し、セッセと飲み、セッセと注いでくれてよく活躍してくれた。

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テーブルに並んだ沢山のお料理。
これは全て‘いぶし銀さん’が用意してくれたものだ。
お刺身は、台風の影響で船が出られず地の物が用意できなかったと言いつつ、『ハタ、しまあじ、ヒラメ』のお造り。しまあじは脂がのっており、ヒラメとハタはクニッと、プニュッとそれぞれの食感があり、甘い梅酒によく合っていた。
井上蒲鉾店で購入したという練りものは、ショウガと少々のお醤油でバッチリだった。
サンドイッチは種類豊富で食べ易いサイズ、彩りも美しかった。
大磯で有名なパン屋さんから、フランスパン&ナッツの入ったフランスパン。tabetai3号が手にしているチーズと一緒に食べるとまた美味なのだ。
イカの炒め物と煮物は‘いぶし銀さんの弟さん’の手作りの品。P1040746

大磯はピーナッツが名産ということで、甘納豆もピーナッツで作るのが普通という。
初めて食べたが、まさにピーナッツ風味。食感といい甘みといい個性的で美味しい。

お料理もさることながら、お酒、水、炭酸、ジュースにお茶、氷、あれこれあれこれ準備していただいて、会費は¥1300

足りましたか?

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写真中央の白い物体は、ぺこちゃん手作りの『豆腐を塩麹に漬けた物』。
これまた不思議な味と食感で、チーズのようでいてそういう臭みはなく、塩気がしっかり利いているけれどしょっぱくはなく、クセになる味だった。P1040740

私も全種類のお酒を味わった。
時間をかけてゆっくりゆっくり一口ずつ。別のグラスには水や麦茶をたっぷり入れて、じゃんじゃん飲みながら体内のアルコールを薄めることを最後まで怠らずに続けた結果、頭痛も吐き気もなく楽しむことができた

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ノートパソコンで、帰りの新幹線の運行状況を調べてくれたり、『山大好き♪温泉好き好き♪』ブログを出してくれたりなど、皆で覗きこんでいるところ。P1040747_2



‘いぶし銀さん’から「山で使ってください」と手渡されたのが、‘原 幸治’作のナイフ。
ナイフのことなど知らない私が手にしても、目にしても、只物ではないという感じ。

帰宅してからネットで‘原 幸治’を検索してみてビックリ グググ…

大切に仕舞いこみ過ぎては意味がないでしょうから、山へ行く時には必ず持参して役立てたいと思います。命を救うための道具の一つとなることでしょう。ありがとうございます。P1040724

こちらは‘いぶし銀さん’の個室にあるワインセラー。
ワインがご趣味と伺ってはいたけれど、この設備、この量、ハンパじゃない
私もワインの味がわかるのならば、その価値がもっと実感できて伝えられるものがあるのでしょうけれど残念

来月?再来月?には人を招いてワイン会をなさるそうです。

人の縁とは不思議なもの。
たったひと時の出会いから、長いお付き合いに変わることがある。
ずーっと会わなくても、また何かのキッカケで会うことになったり、人が人をつないだり。

今回は私のブログを主体として、梅酒をキッカケに集まっていただいたけれど、皆が酒好きというわけではないし、山好きでも温泉好きでもなく、かなりバラバラな共通点には乏しいメンバーであった。それでもこうして集えばもう仲間。
次に会う時にはきっと親しみを感じ合うのではないかなぁ。そうだったら嬉しいなぁP1040751

18時にはお開きとなり、タクシーを呼んで大磯駅まで。

帰りに‘いぶし銀邸’を記念撮影。
築12年と言われたが、とてもそうは見えない外観、内装だった。

ウッドデッキがあり、今度はバーベキューでもという話しもチラホラ。

またの機会が作れたらいいなぁと思う。

‘いぶし銀さん’、何から何までありがとうございました。ご家族の皆様まで動員していただいて、そのお気持ちに感謝の気持ちでいっぱいです。

そして参加者の皆様!時間を作って足を運んでいただけたことに心から感謝です。

楽しいひと時をありがとうございました

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