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第31回 よこはままらそん【10kmの部】

12月4日(日)sun やはり晴れた。1週間前の予報は悪かったが、何も心配はしていなかった。
P1050805

今回のレースは、‘マラソンWEB練習日記’のメンバーから、『中華街での忘年会を兼ねて楽しみましょう。』という案内があり、参加を決めたのだった。

集合場所は山下公園の氷川丸に向かって200m左。『横浜走友会』の横に8時ということで、私は石川町駅から人の流れについて行くように山下公園へ入った。

しかし氷川丸から200mも行ったら随分受付から遠いいなぁと芝生の辺りを確認しながら歩くと…アレ?20mの間違いだったようだ。P1050803

ちゃーんとビニールシートが敷かれ、幟がはためいていた。

陽射しは強いが風も強い。
寒くてなかなかウエア姿にはなれないdespair

今日は友人から10km50分切りを目指して走ったら?と言われていた。
初めは練習していないから無理無理と思っていたし、言っていた。何といっても今日のメインは中華街での忘年会だしbeerとお気楽モード。
でも待てよ。…「そうだ。このマラソンWEBの仲間に入れてもらった時の初マラソンレース?(WEB杯)で50分切りを目標にする。」と宣言した自分を思い出した。あれから10kmを走って未だに50分を切ったことがない。
全く練習はしていないし、自己ベストを出せる状態ではないけれど、私は初めてジムで走った時と今とでは、感覚的に走ることに慣れはしたものの、タイムはちっとも変わっていないのだ。逆にいえば、練習をしてもしなくても10kmならば変わらずに走れるわけで、あと一息の気合で50分は切れる可能性がある。50分を切るための走りをするかどうかは自分の気持ち次第だと思えた。
今年はトレイル目標である3大レース完走を制覇できたわけだし、基礎体力はついている?
目標をきっちり遂げてきた今年の最後に相応しいレースをしたいと気持ちは切り替わったshineDvc00008_3


横浜マラソンは【車椅子12.7kmの部】【ハーフマラソン】【10kmの部】とあり、その順番で9時15分から15分おきでスタートを切る。

参加者定員は、車椅子で25名、ハーフは3200名、10kmではナント5300人だった。
それでも定員オーバーでエントリーできない人がいるのだから今時のマラソン人口はスゴイものだ。

ここがスタート地点。
スタート台には林市長とサッカーの中村俊輔選手が立っていた。

他のレースと同様にプラカードを持った人がいて、私はチョビ丸さんと45分~1時間のグループに並んだ。最初は前の方に並べたような気がしていたが、スタート時間近くなると列が整えられ詰めて行くのだが、なんだ、随分後ろだったんだと気付く。仕方ない。
ネットタイムでの50分切りで良いとは思ったが、とにかく人を追い越すスペースを見計らうことが難しい。P1050807_2

それでも今日は‘やる’と決めたので、いかにロスなく追い抜くかを考えた。
横須賀シーサイドマラソンでの初体験から、右へ左へ大きく動いて交わしていくのは距離と時間と体力の無駄遣いと学んだ。
今回はなるべく左右の動きを少なくして、速度もなるべく乱さぬように、スペースが空くタイミングまで焦らず体力温存ですり抜けることを心掛けた。急がば我慢して待て!の状況だった。
すると「えーsign01 もう5kmsign02」と思うほど感覚的に早く半分まで来ていた。タイムはスタートから全く見ていないのでわからず、ただ体力に余裕があるくらいゆっくり走ってしまったというマズさと、後半から頑張れるから諦めない!という2つの思いが揺れたが、あとはただペースを乱さずに気を抜かないように走り、ラストスパートをしっかりすれば届くと信じて走った。P1050809


気温も風も気持ち良くて、陽射しは暖かだし、精一杯走りながらも「ああ、なんて爽快なんだろう。」と思えた。決して楽をしているわけではなく、ギリギリいっぱいではあっても「気持ちいい。」とレース中に思えたのは初めての経験だった。
遅い人がまだまだ前にいるので、最後まで抜き続けるという展開もまた気分的に良かったのかもしれない。

【結果】グロスタイム 00:51:22  ネットタイム shine00:49:08shine
     5km 00:25:24   10km 00:23:44 
    男女10km総合:1047位/5296名   女子10kmの部:101位/1579名

やったーhappy02 今年の最終レースも目標達成motorsports 満足の結果だった。

レース後は皆さんと中華街『梅蘭 本店』で忘年会beerbottle
コース料理と飲み放題だったが、毎度のことながらやはり皆さんの飲みっぷりには惚れ惚れするばかり。一体幾つのビールのピッチャーをお代わりし、何本の紹興酒を空けたのだろうかcoldsweats02

今回幹事だった‘走れエロス’さんの話で印象に残ったことは、ほとんどの競技は相手に勝つためにやるけれど、マラソンは各人それぞれが自分の目標を定めてそれを達成するために精進する。誰に勝つためでもなく、自分自身への挑戦であり闘いであるということ。
故障したことによって、遅くなってしまった自分(普通の人よりは数段速い)を諦めない姿勢もまたカッコ良かった。
相変わらず‘ユッカ’さんと話す何もかもがエロ話になってしまうモードも健在、全開だったけれど、彼らの根っこにある走ることへの純粋な熱意と、それを仲間と共有する人間性はそばで見ていて気持ちがイイ。彼らはずーっと彼らなんだろうなぁ。

今回も初対面の方々や、滅多と会うことのない人達との再会もあった。
集えば仲間だ。きっとまたどこかで会えるだろう。

色々な刺激を受け、私は来年度の目標が定まった。
地方の(マイナー?)トレイルレースを走ってみたいと思う。
アルプスを日帰り登山ができる体力は維持したい。それをベースにトレイルレースを続けて行きたいと思えた今日だった。

皆さん、ありがとう。これからもよろしくお願いしますconfident

第36回よこすかシーサイドマラソン大会出場

11月20日(日)cloud時々sun
大会1週間前からの天気予報では、ずっと20日はrainマークだった。
しかし土曜日が暴風雨となり、20日レース当日には雨は上がった。
P1050577


今回の出場メンバーは私の他には、職場の元上司(現在異動にて別施設で勤務中)SMGさん、くるるさん、そして仕事上ではお客様であるNさんだ。

そして応援隊として、どらにゃんこちゃん,ファンタジアどん,ケンチャン,SMGファンのHSさんだった。

汐入駅に待ち合わせ、大会会場となる三笠公園へと歩く。
遅れてきたHSさんだけは、レンタサイクルで間違えて衣笠公園へ行ったそうだ。なんとか出走前には合流できた。

上の写真は三笠公園入口。既に大勢の人達がエントリーを済ませている。P1050583


ファンタジアどんが撮影してくれた、スタート地点のにこやかな仲間達happy01
ケンチャンだけは?

Nさんはこうしている間もウオーミングアップ中run

このレースは、ハーフ,10km,5km,1.8kmファミリーと種目があり、制限時間は10kmで80分とゆるい。
全種目で5900人の募集枠だ。P1050588


種目別に距離の長い組からスタートする。
私達は10㎞コースで09:30スタート。この種目が一番エントリー数が多く、男女総数2712名が名簿に記載されている。
後ろの方に並んでしまったので、スタートしてから気持ち良く走れるまでは右へ左へと追い越すのに苦労した。
P1050590

最初に飛び出して行ったのはNさんで、ついで私、くるるさん、SMGさんと続いた。

今日は最高気温24℃の予想で、2kmも走ると汗が流れるほどだった。初めて走るコースは距離感がわからないので、往路は長く感じる。
P1050598

10kmコースは、馬掘海岸4丁目の信号先が折り返し地点になっている。

もし車で会場入りしていたら、レース後に行きたいとPC検索をしていた『湯楽の里』という日帰り温泉spa施設の前を通り過ぎると間もなくのところが折り返し地点だった。へぇ~、横須賀から走って来られる場所だったんだconfident

レース中の写真はどらにゃんこちゃんが撮影してくれたもの。P1050601

4名とも無事に完走。

ラスト400mのところでメンバーそれぞれに、知らない人にも「あと400mですよーsign01」とケンチャンは掛け声をかけていた。

私は8km地点頃から左膝の痛みがきていたし、タラタラ走りで体力温存もしていたので、あと400mしかないと知って、慌ててスパートをかけた。P1050614_2

結果、完走証の通り。

10km男女総合:619位/2712名?(名簿上)

10km女性40歳以上の部: 31位/415名(名簿上)

総合順位のくくりがよくわからない。10km男女総合(年代別無視)で2712名の申込。女性総合(年代別無視)で775名の申込だった。P1050602_2

応援組もお疲れ様でした。
ありがたかったよheart04

Nさんは、ずーっと毎日5kmと10kmを交互に走り続けて今日に臨んだ。

素晴らしい体力、身体能力であり、結果を出していた。

ジムのトレッドミルで短期間集中で走り込んだくるるさん、ほぼ毎日スポーツジムかボクシングジムに通っているSMGさん、誰もが自分自身納得のいく、いい走りをできたのだと思う。
そう思うと、今回の自分はタイムや順位は別として、情けないレース内容であり、取り組みであった。膝のせいだけにはできないなーdespair 何かできることはあったはずだ。P1050605_2P1050610

レース後の女子更衣室(横須賀学院体育ホール内)で、久し振りに再会したSMGからプレゼントpresentをいただいた。中には入浴剤やフェースシート美容液が入っていた。
気遣いの人である。
職場で見せる厳しさとは別に、女性らしい気遣いや優しさ、可愛らしさは、私には無いものを沢山持っている魅力的な人なのだribbon

帰りは皆で横須賀中央にある『なぶら』とい居酒屋に寄り、ランチ(お寿司系)を食べながらゆっくり歓談。レースを振り返る。

HSさんは自転車を返しにJR横須賀駅へ向かうため店の前でお別れ。P1050611

他のメンバーとは横須賀中央駅で解散。

くるるさん、どらにゃんこちゃんと私の3名は、馬堀海岸沿いでレース中に見掛けた『湯楽の里』でゆったり温泉spaに入った。

茶色味を帯びた露天風呂で、頭にタオルを乗せて海を眺めながらお喋りは続く続く…。

のぼせ加減になったところで2人はクリームソーダフロート、私はジェラードチョコチップを食べ満足して帰途につく。

P1050613_2


←参加賞のTシャツ


出走者の皆さま、応援隊の皆さま、本当にお疲れ様でしたconfident
貴重な時間を一緒に過ごさせてもらい、ありがとうございましたnote
来年は種目はそれぞれとしても、全員で出走できるともっと楽しいんじゃないかと思いますnotes
健康一番でまた一年後によろしくお願いしますsign02







第19回 日本山岳耐久レース「長谷川恒男CUP」

今年のハセツネは2011年10月22日(土)~23日(日)にかけて開催された。

10月に入ってずっと左膝の痛みがあり、安静優先でトレーニングができないままにハセツネを迎えることになってしまった。

10月21日(金)日勤後、ビッグポ―イでリブロースステーキ250gをサラダバーセットで食したrestaurant
fukusuke2号さんからレース前夜に沢山食べることが大切だと教わったからだ。しかしライスもスープバーも付けた贅沢をしたので、苦しいほどの満腹になり、何でも過ぎるのは良くないなと少々反省down
食後はスポーツジムに寄り、トレーニングはせずにゆっくり入浴だけ済ませ、レース会場である‘武蔵五日市駅’に向かったrvcar
ところが仕事疲れと満腹、温まり睡魔に襲われ、都筑サービスエリアで早くも仮眠sleepy少し寝るつもりが5時間も眠ってしまっていた。
10月22日(土)午前5時半に、目的地である‘武蔵五日市駅前コインパーキング’に到着。
駐車場は既に7割程度うまっていた。強い雨の降る中、直ぐにシュラフを出してスッポリ潜り込み気持ち良く入眠sleepy P1050488_2

駅前駐車場から会場は徒歩で10分ほど。
 
受付が10時~12時だったので、11時頃を目安に準備を整え出発した。

写真はスタート地点となる、五日市中学校である。
ぞくぞくと選手達が集まってきている。

雨は降ってはいるものの小雨になってきた。P1050490

五日市会館でエントリーを済ませ、参加賞であるアミノバリュー飲料と福島産の新米1kgをいただいた。会館内には多数のスポーツメーカー店舗が並び大盛況だ。
私は直ぐに隣りの‘地域交流センター’内にある、女子選手控え室に向かった。P1050491

こちらは女子選手の他、60歳以上の男子選手・招待選手・アドベンチャーグリーン選手の控え室でもあったため、男性も結構いた。

私は更衣は済ませていたので、廊下で最後の食料補給をし、荷物点検をして12時半近くまでを過ごした。

回りの人達が皆さん複数回の参加者の口ぶりで、パワフルで、強そうで、雰囲気に飲まれ、自分が場違いなような気にもなり、鼓動はドキドキheart03だった。Dvc00124

12時半から五日市中学校校庭で開会式。
色々な方のご挨拶があったが、スピーカーの声が何を言っているのかさっぱり聴き取れなかった。

全員で体操をした後にスタートの順番に並ぶ。

前の方に『招待選手』『10時間』『12時間』『16時間』「20時間以上』と書かれたプラカードがあり、自分でそのグループの列に並んで速い人からスタートを切るシステムとなっていた。
私はどう考えても12時間は無理だと思い、16時間のグループの前の方で出発することにした。
16時間のところに並んでいる時にキリマンジャロ仲間の吉本氏に会い挨拶を交わした。彼はもちろんもっと速い組からのスタートだ。そちらの組に誘ってもらったが遠慮した。後から思えばスタートの位置は例え長い71.5kmであっても重要だった。

Dvc0012113:00 スタートsign01
トレランザックの中身は、雨具の上とヘッドライト、懐中電灯、MUSASHI入り飲料をハイドレーションに1.75ℓ。ペットボトル500mlのカルピスを1本。栄養補給としてはアミノバイタル100g1本、パワーバージェルを6個、エナジーバー1本、蜂密系ジェル1本、ザバスのゼリー1本とリキッド1本。他、蜂蜜クッキーや羊羹、カニカママヨネーズ、ソーセージなどを持参。結構重くなった。カメラcameraの持参は断念。携帯mobilephoneでの撮影となる。

最初の渋滞をなるべく回避せよと塔ノ岳さんからアドバイスを受けていたので、最初のロードは頑張ったrun
けれどそれでも既に登山道はこの状態wobbly
渋滞する前の停滞も長かったgawk

行けども行けども登りになるとノロノロの登りになってしまう。一列なので追い越しもそうそうかけられない。Dvc00119_5

ところが渋滞の登りになる度に「はぁーはぁーdash」息を上がらせながら追い越していく女性が一人。皆が普通に歩きだすとついて来られずまた遅れる。いくつもピークを越えて行くのでその都度渋滞の度に出てくる。周囲を考えずにマイペースを貫けるというのはある意味スゴイことだが、真似をしたいとは思わない。

第1関門はスタートから22.66km地点の『浅間峠』 17時59分05秒着 
今の時期、17時を過ぎれば暗くなる。私は17:13にヘッドライトと懐中電灯の使用を開始した。暗闇になる前の雲海はとても神秘的で美しかった。
第1関門を過ぎても、登りになる度に渋滞するのはしばらく続いた。P1050500



途中で声援を送ってくださるスタッフの方やボランティアさん?などがいて、とても励みになった。
ただ「あと第二関門まで18kmですよ~!」なんて言われると、『まだまだだ』と少々気落ちする場面もあったがcoldsweats01

第2関門Dvc00077 42.09km地点 『月夜見山 第2駐車場』 22:06:58着
大雨が懸念されたが、開会式からほとんど雨は降っていなかったように思う。ただしそれまでに相当降っていたため、登山道はグチャグチャしていたり、滑り易い状態だった。
ここまでで前傾に転倒したのが1回(追い抜く時に草むらを走ったら、Y字の枝に足が挟まった)、尻餅が1回(土留めの丸木で滑った)で2回転んだが無傷だったscissors

この第2関門では一人1500mlまでの水分補給が受けられる。私はポカリスエット1000mlと水を500mlいただいた。持参した2.25ℓは、補給を受ける目の前で飲み干した。
テント式簡易トイレが6個並んでおり利用させてもらう。息が白くなり、停まっていると寒くなる。栄養補給もそそくさと行ない第3関門へ向けて走りだすrun
出発してから1kmもしないところでまた尻餅をついてしまった。別に何ともないと直ぐに走り始めたが、右の人差し指から血がポタポタと結構な勢いで出てきてビックリeye
傷は血に包まれよく見えないが、止まってバンドエイドを貼るという時間がおしいし、圧迫するには痛くて抑えられないし、泥もついているだろうから自分の血で流した方がいいだろうと、一応右手を心臓より高く挙げた状態で、左手に懐中電灯を持ち換えそのまま走った。
しばらくはズキンズキンと痛み、まずいかなぁとも思ったが、予定通り血はかさぶた状に固まり、痛みも10分とは続かず支障はなくなった。ただし右手を下げると痛みが来るので第3関門近くまでは懐中電灯は持てなかった。
P1050493膝の調子は全く支障なく、体力も充実している感覚で、44km辺りを過ぎてからが特に身体は乗っていた。
P1050499


身体も足も軽く、御前山や大岳山での登りでも下りでも勢いがあったので、周囲も直ぐに避けてくれたので随分順位を上げたと思う。しかしその調子の良さが裏目に?出た。ついつい下りでスピードを出し過ぎてしまい、靴のワイヤーが足の甲に食い込み痛むようになってきた。
あまりに痛くて痺れてくるので緩めると、下りの場合は親指に体重がかかってしまいつま先が痛くなる。紐と違って足先から締めていくという微調整が利かないので、強く締めるか緩めるか、甲の痛みと指の痛みのどちらを優先するのか…結局締めたり緩めたりを繰り返すことになってしまい、どちらにしても下りではどちらかが痛くて、どうしても右足をかばう走りをしてしまい、そうなると身体全体のバランスが悪くなりあちこち身体が張ってきた。だんだん下りだけでなく平地までも足が前に出なくなってしまったのだ。思いきり失速した。
わかってはいたものの、新しい靴を初めて山でおろすのがこのハセツネなんてそりゃ無謀な話だった。逆によくぞ後半まで痛まずに済んだとも思える。

第3関門 58.00km地点『長尾平』 12:43:41到着
ここ御岳山は事前にルート確認で来ていた場所なので様子がわかっていた。迷い易い場所とパンフレットには記載されていたが、本番では目印や誘導員が必要箇所に立っていて下さるので全く心配はなかった。
神社のところの給水ポイントでほんの少しだけ、柄杓から水を口に含んだ。喉を潤すというよりも、気分転換のためだった。
右足はもう痛くて痛くて。。大岳山を過ぎればコース的には走り易く楽なので時間は稼げる場所だった。そしてこの後の‘日の出山’から後は走り易い下りだったのに、どんどん抜かれる一方となってしまった。それでも足の痛みには勝てなかった。P1050503



日の出山から見た夜景は素晴らしかったが、堪能できる余裕はなかった。P1050504

とにかくもう人は関係ない。自分に負けずにゴールを踏むことだけを考えた。ノロノロでも歩かず走って五日市会館ゴールを踏んだmotorsports

ゴール 71.5km地点 『五日市会館』 午前3時50分39秒の到着 
【所要時間】 14時間50分39秒
【男女総合順位】 567位/ 完走者:1725名/ 出走者:2158名/ エントリー:2488名
【女性順位】 51位/ 完走者:193名/ 出走者:236名
【総合完走率】79.9%


直ぐに完走証とTシャツ、サービスの豚汁をいただいて座り込んで食べた。
美味しかった~pig
P1050497一度座ると体中のあちこちが痛くて上手く歩けない。ヨレヨレしながら地域交流センター2階へ荷物を取りに向かった。

するとそこには‘みな♪さん’が居て、「お疲れ様でした~。」と声を掛けてくれた。彼女は私だと気付いてはおらず、寝ぼけ眼でまた直ぐに倒れるように眠ってしまったsleepy
ご主人である‘ゲルフジ’さんの応援に来ていたのだろう。応援も夜中ではさぞ辛かったことだろう。

まだ時間は4時過ぎだったので、温泉に入れるような様子もなく、車に戻って眠ることにした。
駅までの10分がやたら遠く感じた。
車の中で身体を拭いて、着替えをしてから眠るsleepy
午前8時半に目が覚めclock、そのまま帰途につくrvcar 帰りはジムでまたお風呂だけ利用したspa

これで『日本三大山岳レース完走』という目標は達成したshine
3つのレースを振り返ると、一番最初に挑戦したのが北丹沢だった。
北丹沢は2勝1敗だが、完走狙いだけならば問題ない。タイムを考えるとロードの頑張りが確実に必要だと思うが私には苦手ジャンル。
2番目が富士登山競走。この3大レースの中では、断トツで厳しかった。制限タイムがキツイので、完走するだけで精一杯。というより奇跡的な完走だったのだ。
そして3番目が今回のハセツネとなる。自分には一番合っているレースだと感じた。71.5kmの距離や時間は大して気にならなかった。初めて走るコースであり、距離であり、夜間走行であったが、いずれも事前には不安材料であったが、やってみると日常の山登りの延長というイメージで終わった。
傷めた右の親指に痛みは残ったが、筋肉痛は翌日にはほとんどなく、疲れも残らなかった。
やはり『山』であり、『登山道』が私には相性が良いようだ。

さあ、これでトレイルランニングの目標は達成したので、これから先は何を目標にどんな山歩きをしようかと、まだ今は閃きはない。
無理に目標設定する気もない。
きっと日々の中でまたトライしたいものが湧き出てくるに違いないclover

しばらくは普通通りに山と同化する心地良い登山をしていきたい。

応援してくださった皆様、本当にありがとうございましたconfident

ライトのテスト

昨日は仕事帰りにスポーツジムに寄り、新しい靴で10kmを走ってみようかと思っていたら、そうだ!ジムは月曜日が定休日だったのだdown
もう時間がないし、今更ジタバタしても仕方がないので、今宵は先日購入したヘッドライトとハンドライト、そして元々持っているヘッドライト2つをどのように身体に装着したら足元や行き先が見易いのか、ブレたりしないかなどをチェックすることにした。P1050486

我が家は住宅地内にあり、街灯がところどころ点いているのでライトの明るさを試すには不適。それに舗装道路と未舗装の凸凹した真っ暗な登山道では条件が全くことなるので、ここは我慢我慢で怖~い怖~い裏山へ少しだけ行ってみることにした。

トレラン用ザック、そして今回買ったシューズは暗闇でこんな風に光っている。P1050484

山道に入って直ぐに「ガサッ!」と音がしたshock冷や汗sweat02
この山には熊なんていないから、居てもタヌキだから大丈夫と自分に言い聞かせ、幽霊だけは勘弁して欲しいと祈るばかりbearing

しかし見事に真っ暗でライトを試すにはバッチリな環境だ。

そして結論から言うと、今回購入した2点は素晴らしい物だった。
これまで使ってきたヘッドライト2つとは比較にならないほど明るい。見易い。そして軽いし装着性も操作性も良い。ハンドライトもとても明るいし持ちやすい。この暗闇でも路面をしっかり確認できる。いいお買物をしたと大満足confident 当初は写真で装着しているように、ウエスト部分にも1つライトを点けようと考えていたが、今回の2点があれば光量的には十分だ。予備として持つのはどうか思案するところではあるが、走るのはこの2つで決定sign01
CAP(帽子)は汗止めをかねて必需品なのだが、ヘッドライトの明かりをヒサシで暗くしてしまい、足元が照らされなくなるので夜間走行時には帽子は無しと決めた。
これでライトの準備はok

そして初めて履いてみたこの靴。。 緩い。。 通気性が悪い。。 しっくりこない。
う~~~む。 明後日夜勤明けではジムで靴下をもっと厚めの物に履き替えて走ってみる。それでも駄目なら今まで使ってきたバスクのトレラン用で行こう!…と思って靴底を見たら、もう剥がれかけているではないかcoldsweats02 全然気が付かなかった。こりゃダメだgawk 
最悪、最後の休みである20日に再度購入するか検討の余地あり。

大事な靴をここまで引っ張ってしまった自分が悪い。
新しいサロモンが靴下の調整で上手く収まるといいのだけれど。
何はともあれ22日は目の前だ。今できることをやって本番はひたすら前進あるのみsign03

ハセツネ用グッズ準備

昨日、10月15日(土)、神田の‘さかいやスポーツ’と‘ICI石井スポーツ’に行ってきた。

目的の1番目は、A氏から教わった、クッション性の良い『HOKA ONEONE』というトレイルランシューズを購入するためだった。Dvc00006

情報通り、ICIで販売されていたコレがそうだ。
レディースはこの2色で、靴としてはあまり好みの色ではなかった。
履いてみたところ…確かに素晴らしくクッションが良く軽い。ただ、底が厚いため、路面状況を足の裏で感じとることができない。
売り場に設置されている、坂や凸凹、細かい所へ乗るという動作を試した時にどうもしっくりこない。滑ることはなく、きちんと乗れるのだが乗れている‘感’がない。

安い買い物ではないだけに、他のトレイルランシューズもあれこれ試してみることにした。

自分の持っている‘バスク’もあったので、それも他との違いを知るために履いてみると、軽さは抜群で通気性も良い。ただし、底が硬めで薄いため、クッション性は最も乏しい。

今回何故靴かというと、左膝の痛みが心配だからだ。そうなると、他の靴に比べてクッション性の低い‘バスク’ではリスクが高い。P1050481


さんざん悩み、あれこれ履いた結果購入したのが‘SALOMON’の‘XA PRO 3D ULTRA’というモデルだ。まず足に合うこと。そしてクッション性が良く、軽く、いつもほどけ易い靴ひもが楽ちんループ?であること。値段は¥16695から10%引き対象商品だった。配色もわりと好きだ。
クッション性では‘HOKA’には大分劣るが、登山道としては道の整ったハセツネだけでなく、これからも普通にトレイルで履くと思うと、私にはあの厚底を履きこなす自信はなかった。
今回の‘サロモン’の欠点は、トレイルラン用としては私には不要と思われるゴアテックスであること。靴底だけでなく、全体的にクッションが入っており、足がムレそうな気がすること。全体的に硬いこと。靴底が少々滑り易いと思われること。靴ひもがループになりほどけにくいが、反面微調整がしにくいと思われる。
そんなこんなを思いながらも購入した一足。本番までに山で試す時間はもうないが、自宅近くの舗装路を走り、靴ズレを起こさないかなどチェックしたいと思う。P1050480


そしてもう一つの目的である、夜間走行に備えたライト。
自分もヘッドライトは2つ持ってはいるが、軽さと照度、使い勝手、LED、防滴にこだわって探したのがこの2点だ。

‘ペツル’はヘッドライトとして使用。
‘閃’は手に持って走ろうと思う。そして自分で元々持っているライトはお腹辺りに装着予定。
本番では3つのライトで足元と、進行方向を照らし、転倒や道迷いのないようにしたいと思う。

実際に走ってみないことにはわからないだろうが、もう間近に迫ったハセツネ10月22日。
今回の練習不足は否めないが、これまで培ってきた経験で走り、歩き通したいと思う。

ハセツネのゼッケン届く

10月6日(木) 仕事から帰るとポストに『日本山岳耐久レース』と書かれた封書が投函されていた。

中を開けると、P1050387

第19回 日本山岳耐久レース 長谷川恒男CUPの案内と、ゼッケン等が入っていた。

まだ先だと思っていたけれど実感が湧いてくる。

なんていい番号なんだろう。私にとっては最高のゼッケンだ。

当日、いや前日の宿泊はどうしよう?
五日市ってどの辺りだろう。これから調べて電車で行くか車で行くか考えよう。

のんき過ぎるよな~。
今は膝の回復を待つばかり。練習どころではないのだ。でも膝以外の練習をした方がいいのかな?スイミングか?でも泳げないし。。筋トレだけでもやっておくかな。

ライトも買わなきゃ。今度の休みは膝が悪くなければ谷川岳馬蹄形と思っていたけれど、この分だと丹沢の夜歩きも有りかもしれない。

今年最後のメインレース。だんだん内なるモノが燃えてきたぞhappy02up

第12回 Web杯 ~皇居にて~

2011年10月1日(土) マラソンWEB練習日記の恒例レースである『Web杯』が、皇居の千鳥ヶ淵公園集合で行なわれた。Dvc00086

皇居を走るのは初めてだ。
今回はRUNを始めたばかりの‘くるるさん’を誘っての参加だった。

早めに半蔵門に到着し、ランナーズステーションとやらを初体験。
『JOGLIS』HANZOUMON RUNNERS`SATELLITE という施設を利用。
ビジター料金¥700 シャワーやロッカーを1日使うことができるありがたい施設だ。
中もキレイだし、置いてあるソープ類の質が良くお洒落。スポーツジムに通うことを思えば、皇居を走ってここでサッパリして快適だし安いものだ。近い人はいいなぁ。

着替えを済ませ、荷物をロッカーに入れて、目の前にある千鳥ヶ淵公園へと向かった。
まだ3~4名しかいなかったが、14時近くにはぞくぞくとメンバーが集まってきた。101630575_org

ゼッケンをいただいて前後に装着。

初参加者の自己紹介があり、その後大会スタッフより注意事項やスタート順などについての説明があったkaraoke101630609_org

私はWeb杯の参加はこれで2回目。初参加の時にはスタッフがコースの下見をするという時にも参加させてもらったので、こうしてメンバーの方々とお会いするのは3回目。
でも気分的にはもう何回も参加させてもらっているような感覚だ。それだけ親しみやすい雰囲気なのである。101630596_org

こちらはお揃いのTシャツを持っていない初心者組?Dvc00082

14時半に10km自己申告タイムが一番遅い人からスタートrun

‘くるるさん’は2番目のスタート。
私は6番目のスタートで申告タイムは50分。
まだ一度も51分を切ったことはなく、この壁は厚いのだが目標は高い方upが頑張り甲斐もあるpunch

しかし皇居って平坦かと思っていたけれど、案外アップダウンがあり、1周目は長くキツく感じた。
走っている人も沢山いて、爆走の人もいれば、超スローの人もいたりとバラバラ。お洒落な人もいれば、全然気にしていない格好の人もいたりで人間ウオッチングは結構楽しいhappy01
そうこうしながら2周目はタイムはともあれ気持ち的には楽に走れた。

結果は10kmで51分30秒watch
今回の体調としては上出来だった。1回目大会よりは20秒遅れdown

お友達の‘くるるさん’は何分だったかな?でも自己申告(自己申告よりもレースでは16分短く設定されてのスタートだった)よりも20分近く速かった奮闘ぶりで第2位shine
優勝は写真中央の‘みな♪さん’crown 速かったよ~sign01 後ろからビューンと抜かされ、あっという間に小さくなり見えなくなったものeye
第3位は元大会スタッフの‘スノトレさん’bellだった。
皆さん、おめでとうsign03 101630675_org

今回は東北沖地震被災地への義援金募金が行なわれた。

応援組も一緒に記念撮影camera

皆々様、お疲れ様でしたclover
今後ともよろしくお願いいたしますconfident

シャワーを浴びて、着替えて二次会beerへ移動。P1050383

お店は半蔵門駅から直近の『酒蔵匠』
会費¥4000

参加者12名の酒豪揃い。
走りも一所懸命ならば、飲むのも喋るのもハンパじゃないところが大好きだ。

P1050382

ビールはあっという間、焼酎は3本目sign02

初対面であり、今日の優勝者である‘みな♪ちゃん’と、マラソンについて、トレイルランや山についてなどお話をさせてもらった。
そしてマラソンを通じて遠距離恋愛を実らせたお話もheart01
楽しかったなぁnoteいつか一緒にトレイルを走る機会を作れたらいいのになぁ。それもアルプスがいいなぁ。

私はマラソンランナーとは走る目的が違うのだが、でもロードレースだってやるとなれば一所懸命。
マラソンの楽しさはいまひとつわからないけれど、苦しさはよくわかる。だから彼ら、彼女らは私にとっては尊敬に値するのだ。P1050384 

マラソンレースは初参加の‘くるるさん’
今日の10kmを走ったことで自信がついたことだろう。

現在の目標に設定している『よこすかシーサイドマラソン 10km』も完走は確実good
あとはジム通いrunでどれだけタイムを縮められるか期待したい。P1050385

参加記録として、タイム・ハンドルネームと共に素敵な言葉をいただいた。

うん、なんだか自分の生き方にしっくりくる。
いつも夢や目標があるから、そこに向かって今を一生懸命に生きる。失敗したり、くじけそうになりながらも向かう方向を間違えることはなく、勢いのある時もあれば、少々スローダウンもあるけれど、一つ一つ目標を達成するたびに感動を胸にまた次へと進んで行く。いつまでたっても完成も終わりもなく、試行錯誤を続けながらまた進む。また苦しみ、また喜ぶ。

充実して生きているな~clover
ああ幸せだconfident

『絶景の大天井岳』 日帰り

2011年9月29日(木) 快晴sun

前日は夜勤明けで、夕方から会議もあり寝不足だったけれど、意外にも全然眠くならずに梓川SAまで一気に運転rvcar 23時には車内でシュラフにくるまってsleepy

起床4時clock 洗面を済ませて登山口である『ヒエ平』へと向かう。
駐車場は登山口から1.1km下にあった。平日だというのに空きは点々とある程度。既に山中で泊まっているであろう人の車が多かった。
2000年の昭文社の山と高原地図には駐車場にトイレマークtoiletがあったのだが、実際には登山口にあるのみで、この駐車場にはなかったcoldsweats02P1050223

朝一番から車道の登り坂は結構辛い。たらたらと15分近くかかってしまった。P1050224

右手に登山相談所(本日閉鎖。夏だけ?)、正面がトイレ。
約10年近く前、常念岳からの下山でここへ下りてきたが、なんとな~く思い出す。P1050226

登山口出発は05:44

樹林帯から始まるが、暗くてブレるので写真は陽の射す場所だけ撮影camera

この場所は沢の右手が登山道。岩の道は案外歩き易い。P1050227

朝日が眩しい。今日は最高のお天気だP1050235sun

ヒエ平からの一の沢コースは、ずーっと沢沿いを歩くので水には不自由しない。

ここ一ヶ所だけコップが置いてあったので、北アルプスの天然水を味わう。
冷たくて美味しいhappy02

P1050236

笹に囲まれた道。夏のように朝露で葉が濡れていないので快適に歩ける。P1050237

左下に写っているような丸太橋が何度も繰り返し出て来る。
渡渉の苦手な私にはこうした橋がありがたい。P1050238

登山口からこうした標識が随所にあり、ポイント確認ができる。

ここは地図でもコースタイム基準点となっている笠原だ。

P1050239


この時期アザミもトリカブトもほぼ終わっており、しっかり咲いていたのはこれだけだったと思う。

P1050242 

大分登ってきた感がある。
沢も細くなってきた。P1050243

『胸突き八丁』の標識に覚悟するが、急登の距離はそれほど続かないので、もちろん息はハァハァするが辛いというほどでもない。

P1050244
沢との高度差が出てくる。

P1050246
見えたぞ稜線sign01 P1050248

常念乗越 2466m
正面には槍穂高の絶景だhappy02
赤い屋根は常念小屋P1050252house

雲一つない青空、清々しいそよ風。
これ以上ない素晴らしい気候だ。ありがたい。

これから行く、横通岳への道。

P1050320_2
しばらく登って振り返ると、常念小屋がもう小さい。
そして常念岳がどっしりと聳えている。P1050257

前方に山ガール発見eye
単独縦走しているようだ。
追い越す時に声を掛け合ったが、30歳前後のとーっても爽やかで可愛い女性だった。

P1050259

今年は紅葉が遅いようで、まだまだ色づきはイマイチだった。P1050262

『横通岳』というだけあって、ピークのはっきりしない稜線、そしてそこをトラバースするように道がついている。

P1050263

ずーっと歩いている間中の絶景で、なんと気持ちの良いコースなんだろうnote
ルートもとても歩き易く快適だ。P1050265

2~3箇所、このような大きめの岩石が積み重なったところを通過するが、これも踏み跡がわかりやすいし、浮石も少なく楽しい障害物。P1050266

登りでは痛まなかった膝が平地で走るとお皿が痛い。後ろに蹴ると痛むようだ。
それでも道の良さ、気候の良さ、景色の良さに走らずにはいられない。軽~くジョグrun

P1050267

ハイマツも多く自生している。
雷鳥も居るようだが、今回は会えなかった。P1050268

紅葉の始まりという感じ。

P1050271

槍穂と逆、東方向には南アルプスかな?
雲海から稜線が頭を出している。P1050274

東大天井岳の標識はなく、どのピークがそれなのかわからなかった。

あとから写真と地図、歩いたルートから想像するに、多分、この標識の東側にピークがあったのだと思う。P1050279

東大天井はまだか、まだかと思っているうちに、カーブを曲がって目に飛び込んできたのが『大天荘』 
思ったよりも早く到着した。P1050281

小屋からサッサと上がれば5分でピーク。

大天井岳 2922mfuji

すっばらしい360度の大展望sign03

ポカポカと降り注ぐ太陽とそよ風が心地良く、またとない絶景にしばし身を置く。

あ~快感happy02P1050293

大天井岳からつながる稜線は喜作新道。東鎌尾根を経て槍ヶ岳へ通じている。P1050295

こちらは今登ってきた常念岳方面からの道。
よく見ると大天荘の屋根が見えている。P1050296

北方向には表銀座縦走コースの燕岳へと続いている。
その奥には餓鬼岳、唐沢岳。

P1050298
北西には立山、剣岳が遠望できる。
谷間には高瀬ダムの淡い緑の湖面。

こんな風にぐるりと写真を撮ってみたcamera
そうこうしているうちに約25分が経過し、だんだん登ってくる人の姿も見えたので復路開始とする。09:40。P1050306

岩のオブジェと稜線の向こうには雲海。その向こうに浮かんでいるのは南アルプスか。
P1050307

黄葉 P1050323、紅葉が始まっている辺りの写真。
まだまだこれからが美しいだろう。P1050310

霞の中に富士山のシルエットも見えていた。P1050318

モンペみたいな格好ですが、、coldsweats01 P1050315

ズームアップをすると、涸沢カールも見える。この距離から見る限り、涸沢の紅葉にもまだ早そうだ。

P1050327

常念小屋と槍ヶ岳に別れを告げて、あとは一気に一の沢ルートを下山。P1050330

最終水場で喉を潤す。
あ~冷たい。P1050332

眼下にある丸太橋。
滑りそうで滑らない。歩きにくそうで歩き易い。P1050336

赤い味はこれから黒くなるのかな?P1050350

これは登山道。
道自体に水が流れている。P1050354

沢筋のルートだから、今日はローカットのゴアテックス登山靴にしようと思っていたのに、間違えてトレランシューズを履いてきてしまった despair
なのでちょっと踏み損なうと靴の中に水が入ってくる。P1050357_3 P1050361

陽射しに緑が映え麗しい。

P1050363

池が景色を写しだし、苔蒸した木や、こんもりと浮かぶような植物。和の庭園のようだ。

『山の神』
ヒエ平登山口まで、あと500mの標識あり。

登山口には12:25に到着。
トイレ利用toilet。 男女別、和式が3つ。汚いけれど紙の設置はあった。

手を洗うように沢の水が引かれてある。
飲用ではない。

P1050369

車道をまた1.1km先の駐車場まで歩く。
下りなので楽ちんだけれど、気が抜けるとやっぱり痛む膝。さあ、温泉spaはどうしようかと思いながらトボトボと戻る。

【コースタイム】往路:ヒエ平駐車場05:30→ヒエ平登山口05:44→笠原沢06:43→常念乗越07:35/07:39→大天荘09:09→大天井岳09:14   
復路:大天井岳09:40→大天荘09:44→常念乗越10:59/11:01→最終水場11:16→ヒエ平登山口12:25/12:28→駐車場12:41P1050379

長野道、豊科ICへ向かう途中にある『穂高ビューホテル』の日帰り入浴を利用。¥500P1050374
温泉ではないようだ。残念weep

日帰り入浴の建物の方には露天風呂spaがない。これまた残念。
でも、広い窓から緑のシャワーのような明るさが広がり、気持ちの良いお風呂だった。

痛みのある膝に、じんわり心地良い。

今回は山中でよく年配の女性から声を掛けられた。ここの脱衣所でもいきなり「貴女、もう下りてきたのsign02」と驚かれたが、私の方にはお顔の記憶がない。
一度見た人を忘れないって大したもんだと思う。

無理して飛び出してきてやっぱり良かった。
予定よりも随分早く下りることができた。それほど歩き易い山であり、ルートであったのだ。今回はお天気sunに助けられ、絶景が常にそばにあった。気温も暑くも寒くもなく快適scissors
上の方はもう紅葉が見頃かと思っていたのだが、今年は遅めようだ。
ということはまだまだこれから紅葉本番mapleということだhappy01 楽しみだな~notes

     

 

槍ヶ岳日帰りピストン~上高地より~

2011年9月6日(火)夜勤明け。
fukusuke2号さんから、富士登山競走でご一緒した際に、『上高地からの槍ヶ岳夜行日帰りピストン』を計画していると伺った。ここ2~3年?続けてお仲間と行っているらしい。
距離やタイムからみて私には厳しいものがあったが、ピストンならば時間を見ながら引き返せば良いので参加させてもらうことにした。
アルピコツアーさわやか信州号の『上高地の休日プラン 朝食付きriceball ¥9800』を利用。

私は横浜駅東口を21:30出発の夜行バスbusに乗車。新宿でfukusuke2号さんと合流。
今回は参加者が私だけになり、2人で行動することになる。P1040752
新宿を23:00出発で、上高地には7日(水)05:40頃に到着した。お弁当の受け取りが6時からだったので、先にトイレで着替えや洗面などを済ませ、朝食も食べてからお弁当を受け取る。不要な物は荷物預かり所に預け(1つ¥400だった)いよいよ出発。

トレイルラン姿の人は周辺には見当たらなかった。P1040757
今日の上高地は快晴sun 気温は低く、走るまでは厚手のフリースを着てちょうど良いくらいだった。

河童橋までの3分は歩いて行き、そこで最後のトイレtoiletを済ませる。P1040761

待っている間に台に乗せて走る前の元気な姿を撮影camera

P1040770河童橋で準備万端、06:20に出発runとなる。

横尾までは横に並んでお喋りしながらの軽快RUN。P1040771

fukusuke2号さんからは、往復36kmと聞いていたが、この標識では横尾を中間距離として11kmずつの往復44kmの表示だwobbly

近頃全く走っていない、登っていない私にとっては恐ろしい距離なのだsweat01
でも、もうここまで来たらどうでもいい。目指すは槍ヶ岳山頂のみsign01

P1040777

横尾からはちょっと道が凸凹したり、細くなったりする。
fukusukeさんにしっかり付いて走る。

P1040778


槍沢ロッヂでトイレ休憩toilet

私は槍ヶ岳は今回で2回目。
1回目は10年前に同じく上高地から入ったのだが、ザックの重量が22kg超えで最初で最後?のバテを経験した。
殺生ヒュッテまで行くはずが、ババ平でダウンしテントを張ったのだった。苦い経験として忘れられない。P1040784

小屋前に望遠鏡がセットされており、覗きこむと槍の山頂がハッキリ見える。
人の姿まで見えそうだった。P1040783

私のバカチョンカメラのズームではこれが精一杯。

P1040785

懐かしのババ平。
ここには水場もあり便利なのだが、沢筋なので早い時間から陽が陰り寒いのが難点だ。P1040789 

標高が上がると景色も開けてくる。

周囲の花はアザミが枯れかけ、リンドウやトリカブトは美しかった。
帰りのバス(16時集合)に乗るには、11時までに山頂に立たなければ時間的に厳しいと聞いていたので、行きはひたすらに登ることに専念。P1040790

fukusukeさんがだんだん離れて行く。
足が重い。1ヶ月半のブランクはやはり効いており、足が上がらない、前に出ない感じ。

P1040792 「後ろを振り向かずに遠慮なく行ってくださいsign01」  と何度か言ったが、途中途中で待ってくれた。

やっと槍が見えた\(^o^)/

P1040795

真っ蒼な空と大槍をバックに記念撮影happy01P1040796

頑張って、踏ん張って、気力で登って槍の肩には10:30到着。

この写真の中に、しっかりチョロっと富士山fujiが映っているのだ。P1040799

風が強くて冷たい。
防風用の薄いジャケット+雨具の上まで着込んでからピークを目指す。P1040800

10年前の記憶には、こういう岩場があったことを忘れている。結構な高度感と緊張感のある岩場だ。
最後に梯子が1本掛っており、それを乗っ越すと祠のある山頂だと思っていたのだが。。P1040803

梯子は1本ではなく、何本もあった。記憶なんていい加減なものだ。

岩や梯子に慣れない人が多く、スロースローの渋滞。P1010604

そしてようやく『槍ヶ岳 3180m』に無事登頂。10:55でギリクリア。P1040805 

360度の大展望sunP1040807

穂高もクッキリ!

この梯子から下山開始。P1040810 

登る時は「降りる時は怖そうだなぁ~。」と思うのだが、実際に下ってみると登りよりも簡単だった。P1040811

私も決して岩登りに慣れているわけではないが、経験が浅かったり、怖がる人ほど岩にピタッとくっついて足元が見えていない感じの動きをする。

何より安全第一danger

P1040818

身体が冷えてしまったので、風が当たらず暖かいところまで一気に下りる。

そして水場休憩。
おにぎりの向こうにfukusukeさん。

fukusukeさんは下りが苦手だそうだ。
登りはあんなに速いのに私にしてみれば不思議eye

P1040813 下山時には立ち止まりながら花を観賞。
もう秋めいている。P1040820

P1040814

P1040822

ナナカマドが色づく季節もこのルートは美しいだろう。P1040825

ハプニングは突然やってくるsign01

たった今2人で「安全第一」だと話していたところでfukusukeさんが転倒impact コメカミ付近から血が吹いて、一瞬私も血の気が引いた。

まずは安静にして圧迫止血。
出血は多いが、止まるのも早い。
傷口にペーパーを厚く丸めてバンドエイドで固定し、その上から頭にタオルを巻きつけた。他には右腕の打撲による痛みと痺れあり。骨折はしていないと思われたが、とりあえず槍沢ロッヂまでをゆっくり下りて状態を観ることにした。メガネが掛けられないのでより慎重に下る。
P1040830 P1040837 P1040840

槍沢ロッヂで出血部位を確認すると、ほぼ止血できている。タオルは外してペーパーとバンドエイドのみとした。
骨は大丈夫そうだった。良かった。
しかし走って循環が良くなればまた出血する恐れがあった。
P1040843

横尾からは私がついて行くには結構ギリのペースまで上げて走る。

明神で休憩を取り、河童橋まで時間内に戻る。

バスターミナル前で預けた荷物を受け取り、ササッとシャワーを浴びる。
シャワー室利用料が¥100。3分¥100のシャワーが使える。石鹸・シャンプーなどの設備はなし。購入可。利用は16時まで。

【おおまかなコースタイム】河童橋06:20→徳沢07:05→横尾07:31/07:38→槍沢ロッヂ08:17/08:24→ババ平08:39→槍ヶ岳山荘10:30/10:35→槍ヶ岳山頂10:55/11:10→槍ヶ岳山荘11:21→12:20アクシデント発生→槍沢ロッヂ13:14/13:31→横尾14:19/14:23→徳沢14:49→明神15:14→河童橋15:35→上高地バスターミナル15:38

安堵、スッキリしたところでソフトクリームを食べ、16:30上高地バスターミナル出発→新宿21:00着予定のバスに乗車。

中央道にのるまでは少々渋滞していたが、20:50には新宿へ無事帰着bus

長いような短いような一日だった。
一日通して快晴sunに恵まれ久し振りの北アルプスを堪能できた。

トレイルランを知ってから、槍ヶ岳日帰りは一度はしたいと思っていた。自分では新穂高からを考えていたが、今回は上高地からであったが日帰りバス利用は楽だったし、時間的にも思ったほど厳しくはなかった。
ただ久し振りのRUNと登山だったので筋肉痛と関節痛は避けられないbearing それは嬉しい悲鳴かもwink
ある程度走っておけば、もう少し楽にピストンできそうだ。いずれ新穂高からも行ってみたいと思う。

fukusuke2号さん、色々お世話になりました。一人ではとても実行のできない計画でした。
お喋りRUNは走っている時間が短く感じました。
トレイルランの場合、荷物はほとんど持たないので、アクシデントが起きた場合の対処として、最低限必要な物などについても改めて考えることができました。大事に至らず良かったです。
爽やかな気候の中で大好きな山を走り、登ることができ、満足の一日でした。ありがとうございましたnotenotenote happy01 notenotenote

第64回 富士登山競走 完走!!

今年一番の目標に掲げてきた『富士登山競走 山頂コースの完走』を達成したscissors
応援して下さった皆様、本当にありがとうございましたheart

2011年7月21日(木) 勤務を終え、母の施設に寄ってから帰宅house 急いでシャワーを浴び、用意しておいた荷物を車に積み込み20時過ぎに自宅を出発rvcar
途中のサービスエリアでサンドイッチを購入。運転しながら夕食として食べ、オマンサツアー(マラソンWEB練習日記の仲間が富士登山競走のために主催)の宿泊地である‘サンライズ尾崎’に到着したのは22時半頃watch
仲間が私に代わって前日エントリーを済ませてくれており、部屋にはゼッケン他が置いてあった。いよいよだと感じる。明朝は4時から朝食のため、既に皆は就寝していた。
私も布団を敷いて最低限の準備だけを済ませ寝るsleepy 同室には今回応援隊として参加するサンバさん(エントリーを逃してしまったそうだ)が後着。

7月22日(金) 3時過ぎに自然起床clock 予定通り4時から朝食riceball
五合目コース初参加から1年。『富士登山競走』の仲間と再会した。たった一度しか会ったことのない人達でも、親しい友人のように感じてしまう。

5時に宿を出発。私の車には3名を乗せて、駐車場として事前に指定されていた富士吉田小学校へ向かう。そこからスタート地点である富士吉田市役所まではマイクロバスで移動。
メンバーと別れ、各々のペースで行動となる。
私は早々に五合目まで運んでもらいたい荷物を預ける。身に付けている物は、ネイサンのボトルポーチにアミノバイタル、塩飴、塩、少額のお金のみとなった。
昨年は立っているだけで汗が出るほど暑かったのに、今年は寒くて寒くてたまらない。風の通らない建物の陰に身をひそめてスタート地点に人が並び始めるのを待っていた。私はCブロック(一番後ろの組)からのスタートだが、ブロック内で少しでも前にいた方が有利だと聞いていたので早めに並ぶつもりだった。
しかしその場所から道路を眺めていても人の並ぶ気配が一向にない。出走20分前にいくらなんでもおかしいなぁと一度道路まで出てみたら…wobblyちょうど私の見える位置はAブロックとBブロックの間で間隔を空けてある場所だった。つまりとっくに人がギッシリ並んでいたのだ。あ~あ、と思いながら列の一番後ろに並ぶ。それでもまだ後ろに人はやってきた。
開会式の挨拶が行なわれ、全員で「エイエイオーsign01」をした後、山頂コースは7時にスタートを切った。後ろの方にいるといつがスタートだったのかがよくわからない。ゆっくり列が動き始め、ブロックごとの間隔を詰めてから出発なのかな?と思っていたら、そのまま走るスピードになっていき、もうスタートが切られていたことを周囲の人と確認する。私の横には人懐こくてよく喋る初対面の女性がいた。彼女のお蔭で集中はできなかったけれど、緊張もせずに待ち時間を過ごせた。

スタートから中の茶屋までで自分の調子がわかるだろうし、そこまでの整備された舗装路でいかにタイムを縮められるかが大事だと思っていた。
20日に最終体調管理として日帰りスパへ行き、全身(特に下半身)マッサージ60分を受けたのだが、これが失敗で21日朝から下半身が浮腫み、大腿部はだるく重くなっていた。
しかし走りだしたらそれが全く気にならなくなり、これなら普通通りに行けそうだと安心した。
沿道の人達からの応援が力となる。隣りにいた賑やかな彼女は応援する人達に向かって手を振りながら「ありがとーnote」とずっと応えていた。それでも私と走るペースは前後しながら同じくらいで進み、タフだな~と感心していた。彼女も昨年の五合目初参加タイムは私と同じ2時間19分台だったと言っていた。
ずーっと続くなだらかな登り坂でだんだんと疲れてくる。私の周囲は同じく遅い人達の集まりなので、中の茶屋に着く前からも歩いてしまう人の姿もチラホラ。
私は中の茶屋までを45分で走った。上々だ。頭の中では常に「地面を後ろ脚で押す」ということを反芻していた。給水は1口だけ飲んで捨て、先を急いだrun
中の茶屋から馬返しまでは舗装路であっても凸凹道。勾配がきつくなる箇所もあり辛いが、2回の練習ともに走り切っているので、今回も何が何でも走るぞ!私は走れるんだ!という強い意志で周囲の多くが歩く中をノロノロでも走り切り、大分抜き、馬返し通過が01:10:55だった。塔ノ岳さんから頂いていたスケジュールより55秒遅れたが、私にとって一番苦手としていたロードをこのタイムで走り切れたことで『完走』が有り得るかもしれないと実感として思い始めた。
馬返しからは慣れた道で調子は良かったのだが、何せ渋滞で右へ左へ、広いスペースの場所ではあえて遠回りを選び少しでも人をかわして行く。練習ではあえて通らなかった段差の大きな階段や凹みも抜くチャンス。足の疲労を考えるよりも人を抜けるところで抜くことが優先だった。
最初に出てくる五合目小屋から6曲がりくらいすると小さな‘社’がある。ここを通過したらもう車道は直ぐだ。その社が目に入った時、今日はもうここから下らないので最後のご挨拶だと思うと、練習期間を怪我もなく見守り続けてくれたような気持ちになり涙がこみ上げてきた。それによって呼吸が乱れ、「ああ、いけない。ここから始まりなんだ。」と気を引き締め先を急いだ。
車道に飛び出すと、ここも最後の走りどころ。「絶対に歩かない」を胸になんとか走り切る。そして渋滞の登山道を少々登ると第一関門となる佐藤小屋直下の車道へ出る。
車道までの停滞だ。並んでいたら上の佐藤小屋から「あと11分sign01」と声がかかった。もう時計など全然見てはいなかったが、あと11分ならば関門突破は間違いなく、自分の中での目標である2時間10分以内に着いたと安堵した。
ところがsign01この停滞がなかなか進まない。「あと10分sign01」…「あと9分sign01」とカウントダウンされる度に慌てる人が並んでいられず後ろから人をかき分け、草木をかき分け前へ出て行く人がいる。それに対して「みんな我慢して待っているんだからルールを守って並べdanger」と怒鳴り声が飛び交い緊張感が漂う。中には「こんなところでカウントダウンは止めろsign01行きたくても行けないんだから言うなら前に早く行くように言えsign01」などの声もあった。本当に心臓に悪いdespair
「あと6分sign01」という声を最後に流れて走りだし、第一関門突破は02:14:15だった。
涼しいので喉がほとんど渇かない。それでも意識的に給水ポイントでは必ずコップを受け取り一口でも飲むようにした。ここでアミノバイタルゼリーと塩粒5つを補給。

星観荘を過ぎるとまた直ぐに渋滞だ。流れたかと思うと、直ぐにまた渋滞となり、その繰り返しで富士スバルラインとの合流地点まで行く。時間のロスだ。

砂礫道を7合目まで上がって行く。登山者も普通にいるが、しばらくは道が広いので抜くことには困らない。でもここでは無理せず小刻みステップでペースを守ってしっかり登ることを心掛けた。自分は雪渓登りに実績があるので、マイペースでさえ登ればおのずとタイムはついてくると信じて登る。

岩場に入ると渋滞が酷い。その場で動けなくなっている人もいれば、四つん這いで張り付いている人もいる。少々のクライミング歴を発揮して、悪路を選んでそこが一番の抜きどころ。歩き易い場所、狭い場所になると身体を前に入れてきてストッパーとなってしまう人がいる。抜くなら早く行ってよ~と思いつつも、そんな人の息はハァーハァーゼーゼ―苦しそう。そういう姿を見るとある意味元気な自分に気が付き「まだ余力がある!」と思え、抜ける場所では多少の無理をしつつもきっちりと抜いていく。
小屋の前に幾度となく出て来る階段もスローに並走されると抜くに抜けないポイントで、歯痒くて「お願い~早く~~!」と念じるようだった。

7合目から8合目では救護班で出走している人だと思われたが、「ここで頑張れー!8合目を5分前で通過するぞー!」「行ける行ける!」「まだ間に合う!」「ボーダーラインだぞ!」「強い気持ちで行けー!」「気持ちを切らすな!」などなど何度も大声で叫んでくれていた。
それはとても力になった。
8合目の関門はいつ通過したのか全く気付かなかった。
その後も一心不乱。ただひたすらに一歩を進め、登ることに専念した。小屋の名前も見ちゃいない。くぐったはずの鳥居も目には入らなかった。
上を一度だけ見上げたら、大勢の人が山頂の際に立って声援を送ってくれている姿が目に飛び込んだ。ゴールまで遠くはない。
目がクラクラしていたが、「あと3分」か「あと1分」のコールがハッキリ聴こえた。(その時は明確に意識できていた) もうダメだとは思わなかった。「行ける!行くんだ!」と強い意志が湧いて、そこから数名を追い越し、ゴール直下では「走れーsign03」「行けーsign03」の大声援。5null
「あと10秒sign03」と叫ばれカウントダウンされる中、最終ゴールの絨毯を踏んだのだったmotorsports
「ああ、本当に完走した。間に合った。」と放心状態だった。8null
そこへ「noriさん、おめでとうございますsign01」と笑顔で迎えてくれる人がいた。一瞬わからなかったが、塔ノ岳で一度お会いしたことのあるカズさんだった。「どうしてーsign02wobbly」「noriさんは絶対完走すると思っていました。」と満面の笑顔で言ってもらった時、意識が戻ってきたというか、喜びの感情と安堵が湧いてきた。カズさんの笑顔と出迎えがどれだけ嬉しかったか。心に沁み入った。ありがとう。ありがとう。本当にありがとう。
そしてWEBの仲間で先着していたオックンと合流できた。足元はフラフラ状態。止まることができなかった。
はてさて応援隊や、先にゴールしたメンバーはどこに居るのやら?山頂付近を探し、しばしウロウロしたが見当たらない。2人で下りた方がいいのだろうか?などと話していると、応援隊のサンバさんが現れ仲間のいるところへと誘導してくれた。
その頃に自分の中で感動が溢れてきた。歩きながら涙が出た。短い間だったが、時間を作ってはトレーニングに足を運び、ただ完走だけを目指して頑張った思い出が蘇ってくる。努力が報われる幸せをかみしめた。お守りとして着用させてもらった、野村さんからいただいたアームサポーター、かつき丸さんから教わったネイサンのボトルポーチ、にゃんこからもらった塩飴は8合目で最後の力になった、前日受付をしてくれたユッカさん、私が完走するためのタイムスケジュールを組んで応援してくれた塔ノ岳さん、職場の仲間や友達、ブログで応援してくれた仲間達。私を支えてくれていた人や事柄が次々に想起されて胸が熱くなった。これ以上ない最高の気候で私を迎え、引き上げてくれた富士山だったfuji

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【コースタイム】スタート07:00→馬返し08:10:56→佐藤小屋五合目09:14:15→八合目10:56:05→富士山頂ゴール11:29:06

【所要時間】スタート→馬返し1:10:56→佐藤小屋五合目02:14:15→八合目03:56:04→04:29:06

【順位】山頂コースエントリー 2576名(内女性141名)
総合順位 1249位/1292名(完走者総数)
女性部門 48位/50名(女性完走者)

ゴールでカウントダウンを受けてギリギリだと思っていたが、RUNNETの速報結果によると上記のように54秒の残り時間があった。

これは7月23日(土)山梨日日新聞の朝刊に掲載された写真だが、岩の上に水色の幟を垂らし、水色のWEBTシャツを着ている代表のイッキさん、そして応援隊のサンバさん、楽勝完走のZAEさんが写っている。
お互い全然気が付かなかった。

仲間の元で一休みすると寒くて寒くてたまらない。
朝の出走時のアナウンスでは、山頂の気温15℃。無風。快晴sunだったので、もっと気温は上がっていたとは思うが、どうも山頂に着くと私は寒さが身に沁みてしまうようだ。
ウインドストッパーを着ても寒くて、雨具やアームウオーマーなどを貸してもらい保温。
低血糖だと言われ、飴やウィダーinゼリーをいただき復活する。

下山はfukusuke2号さんとお喋りしながら降りた。
ランナーの皆さんは下りが足に来て苦手だというが、山女の私はその辺りは鍛えられているのか何ともない。下りは楽ちんなのだnote

026五合目の荷物預かり所付近の様子。

おにぎり3つと沢庵のお弁当をもらう。

靴に付けたチップを外し返却。

下山してくる山頂組WEB仲間とここで合流し、サンバさんの車&運転で富士吉田市役所へと戻る。
それぞれの駐車場に散って車を回収し、再度富士吉田市役所からサンライズ尾崎まで仲間を乗せて帰るrvcar003

お風呂でサッパリしてからお楽しみのBBQriceballtaurusbeer

自己新記録を出した人、余裕の完走の人、初完走の人、完走を逃した人など色々だが、終われば皆和やかムードの楽しい宴会bottle

食べても食べてもいっぱいある食材。
おいしかったな~ 焼き係りをしてくれたいっちいさん、いかりんさん、お疲れ様でした
confident

白ナス丸ごと焼きも美味だった。
屋外BBQ後も男性陣は部屋飲み本番があったようだけれど、サンバさんと私はそのまま部屋に戻って眠ってしまったsleepy
いかりんさんから私のブログの温泉写真の話が出て、ぜひこの‘サンライズ尾崎’でも!のご要望にお応えして、本当はサンバさんと2人写真を撮りたかったのだけれどタイミングが合わずで明朝寝ぼけ顔での一人写真になってしまった。残念despair010_2

サンライズ尾崎のお風呂は大小1つずつあり、薬草(どくだみ)湯で、浴槽の中には溶岩が置いてある。
写真を撮るつもりがなく、三脚の持参がなかったため浴槽の淵にカメラを置いての撮影camera アップ過ぎるため画素を落として落としてdown

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朝食前に山中湖1周をドライブしたrvcar
他のメンバーは早朝RUNをしていたrun
本当に走るのが好きなんだなぁ。
私はやはりランナーにはなれない。

今日も富士山は日本一高く、美しい全景を見せてくれていたfuji023

お豆腐の美味しい店があると紹介を受けたのがこの『角屋豆富店』

店内に入ると直ぐに試食をお玉に1杯一人ずつにさせてくれた。
温かいお豆腐にお醤油をかけて食べたら濃厚な大豆の風味がして美味しかった。

お土産を買って皆さんとお別れ。

来年は応援隊で参加したいと思いますhappy01
またの日までお元気でpaper

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